ヌマンタの書斎

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総務省の接待疑惑

2021-03-10 11:52:00 | 社会・政治・一般

役人の掌で踊るマスコミ。

私にはそう思えて仕方ない。このところ、総務省の接待疑惑が紙面を騒がしている。菅首相のお子さんが絡むので、マスコミはここぞとばかりに騒ぎ立てる。マスコミ頼りの野党も同調して、与党叩きに奮闘している。

接待自体は、私は否定しません。酒の席でないと言えないことは良くあること。特に上役の作った企画に否定的な意見を伝える時は、公式な場では波風立つので、酒の席など非公式な場でやるのが大人の知恵。

ただし、違法というか利益誘導目的の良くない接待だってある。今回の接待が、どのようなものなのか知らないので、その点の判断は司法の場に任せれば良いだけ。野党が賢しげに批難しても解決する問題ではないと思う。

それはともかく、いい加減気が付けよと思う。

これ、役人、特に安倍・前政権の官邸主導政治に振り回された総務省の復讐だってことに。肉を切って骨を断つではないが、若手の女性エリートをお供えにして、本命は政治家に尻尾ふった役人を追い払うのが目的の、極めて姑息で厭らしい告発でしょう。

いろいろと詳細な情報が漏れているけど、あれはマスコミ様の熱心な取材だけでは無理。役人側からの情報提供がなければ、あそこまで詳しい接待情報が流出する訳がない。

私は夜の銀座で、接待漬けに遇い呆けているマスコミ様を見かけたことがあるけれど、エリート官僚様はまず見かけない。いや、私ら一般人の目に付くような稚拙な行動はしない。それくらい慎重です。

あるエリート官僚は、女性のつく店に連れていかれても決して乱れず、店を出るときも女性の見送りは避けて、時間差を作って接待先とは別行動をとり、素早く消えたものです。

新聞やTVの記者様の大っぴらな接待での賑やかな態度とは全く違うものでした。もちろん個人差はあるし、酒のせいでエリート様の高慢さをさらけ出すお方も、居るにはいましたけどね。

安倍首相は相当な官僚不信を抱いている人だったので、その官房長官だった菅氏も官僚の扱いには、かなり厳しかったはず。だからこそ、安倍、菅氏らに反感を抱いてきた官僚たちが、逆襲に出た。

当然に菅首相も気が付いているはず。水面下で相当なやり合いがあることは容易に想像がつく。永田町と霞が関の内輪もめをネタに、自公を引きずりおろそうとやっきな野党とマスコミ様だが、役人の走狗となっていることを分かっているのか?

今、政治がやるべきことは、コロナ禍で辛苦に喘ぐ日本をどうやって復興させるかこそが第一の課題だと思う。そのためには、現場を見てまわり、訊いて回り、庶民の話を聞くことだ。

これをやらないから野党はいつまでたっても万年野党でしかない現実をまず直視せい!


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