シンプルだからといって、簡単な訳ではない。
家庭でも作れるフレンチ料理ってことで、最近よく視ているのが三國シェフのユーチューブである。もっともナマケグマの私である。かなり簡単なレシピでないと作る気が起きない。
だからこそ作ってみたくなったのが、キャベツの水煮であった。三國シェフが実に簡単に調理していく様子をみて、これならナマケグマにも出来そうだと思った。
まずブロックベーコンを一口サイズに切ったものを炒める。少し焦げ目がつくくらいが良し、これが出汁になるとのこと。次にキャベツを四つ切にしたものを鍋に入れて、オリーブオイルを大匙二口入れ、水をひたひたに入れて強火で煮込む。
灰汁を丁寧にとり、一通り煮えたら弱火にして塩を二振り。スープを何度もキャベツにかけて、30分ほどコトコト煮込んで完成。実に簡単である。
で、さっそく次の日に作ってみた。
上手そうな匂いが台所に漂い、これは美味しそうな予感。ところがいざ食べてみると、なんか物足りない。スープは旨いし、キャベツにも出汁が染み込んでいる。ただ何かが足りない。
多分、塩分だと思う。二十代の頃の食事療法は、減塩が基本であった。だから今でも私の作る料理は塩を控えめにする傾向が強い。今回、味がイマイチだと感じた理由は、おそらく塩が足りなかったのだと思う。
三國シェフは小さじで塩を二回、スープに振りかけている。私は親指と人差し指で塩をつまんで二回振りかけている。ここが味の違いとなったのだと思う。
塩って浮「。使い過ぎたらダメだし、足りなくてもダメ。料理って難しいなァ。
おお、これはナマケグマ2号の私でも作れそうです!
キャベツがたくさん食べられるのも良いですね。
塩はね~。私はまだほとんど控えていないのですが、腎臓の疾患があるのでゆくゆくは減塩生活に入ると思います。
塩って料理にはホントに大事なんですよね。
テレビで見たんですけど、かつて人間にとっては塩分を摂取するのがとても大変で、そのせいで、塩に対する感覚が発達してしまったそうなのです。
塩を感知する能力と、塩が美味い!と感じる様に進化してきたとか・・。
自由に塩分をとれる現在、なかなかやっかいな問題になっちゃてるんですって。(;^ω^)