まだまだ分かっちゃないな。
なにがって、アメリカの怪獣映画である。観客を沸かせる要素が足りないのだよ。それは怪獣の吼え声だ。これがアメリカというかハリウッド映画には物足りない。
妙な話だが、どちらかといえばジェラシックパークのような恐竜映画の方が、まだ分かっている。多分アメリカには恐竜専門家がけっこう居るので、助言があったと思うな。ところが怪獣となると勝手が違うらしい。
あたしゃ子供の頃、必死になってゴジラの吼え声、アンギラスの叫び声、キングギドラの鳴き声を真似しようと努力したものだ。難しいんだぞ、怪獣の鳴き真似は。
ところがアメリカの怪獣ときたら、ろくに吼えず、鳴かず、ただ暴れるだけだ。怪獣の魅力ってもんを分かっちゃいない。
その点、表題の映画は巨大ゴリラの吠え声は、まァ及第点である。でも他の狼やワニは無言に過ぎる。せっかくの狼型怪獣ならば、吼え声、遠吠えなど見せ所、聴かせ所はいくらでもあろうもんだ。
ちなみにワニだって実は吼える。唸り声に近いけど、けっこう迫力あるぞ。それを何故に活かさない。アメリカはまだまだ怪獣の魅力を分かってないと確信した映画でしたよ。
ちなみにTVのCS放送で見たのですが、これは映画館の大スクリーンで楽しむべきものですね。
え?内容、シナリオ?
う~ん、忘れた。あたしゃ怪獣が暴れちゃえばそれで万事OKなんです。
この映画、確か映画館で見ました。何故だろう? でも確かに、白いゴリラをスクリーンで見ました。見た理由が不明です。
私も劇場で見ましたよ!
まあお話はテキトーなものでしたが(笑)、怪獣たちの姿は楽しめました。
まあ、もっとも恐ろしいモンスターは人間だ・・っていうストーリーでした、確か。
白ゴリラが最後に死んだふりしているところしか覚えてなくて。(笑)
それと鳴き声!私も昔から怪獣の鳴き声には大注目していました。
昭和ガメラの鳴き声が一番好きかな。
ケームル人とバルタン星人の笑い声は同じですよね。
あとキングギドラの鳴き声と、科学特捜隊の電話の音は同じだそうです。
怪獣の実写は、コスト削減が命でしたらか、昔はあれこれ工夫があって楽しいです。