来るなァ~、絶対来るなよ。
そんな叫び声が聞こえそうなのが、北コリアの首領様である。先だってミサイルを日本海に向けて発射、しかも一日に8発も撃っている。よほど焦っているのだと分る。ちなみに私にはダチョウ倶楽部の上島竜兵の姿が思い浮かんだ。本当は来て欲しいのかな。
冗談はさておき、ミサイル連続発射の原因はロシアのウクライナ侵攻である。正確には、ウクライナの抵抗にあって悪戦苦闘するロシア軍の姿である。北コリアの兵器の基本は、旧ソ連のものである。主力戦車はT62とT72であるし、虎の子の航空戦力は、ミグとスホーイである。海軍と称する沿岸警備隊は1950年代のソ連製である。さすがにもうまともに稼働してないようだ。
だからこそ北の首領様は、唯一堂々と西側社会にアピールできるミサイルを撃ちまくる。困ったことに一番アピールしたい核兵器の出所はおそらくだがウクライナである。だからこそ困っている。ウクライナから兵器を買いたいし、技術者も派遣して欲しい。しかし、それはロシアの逆鱗に触れかねない。その挙句にミサイルを日本海に向けての乱れ撃ちである。
みっともない。
ただ良い点もあった。これまで北コリアに対して一方的に思いを寄せていた前政権と異なり、現行の南コリアの政権は久々に米軍と共同での軍事行動を実施した。もちろん報復的意味合いのある行動である。
私は日本が南コリアと友好的な関係になる必要はないと考えていますが、南コリアはアメリカとは友好的な関係であることが、結果的に日本に役立つと考えています。要は南コリアがシナやロシア側でなければ良いのです。その意味で、今回のミサイル発射は良い契機となったと思いますね。
追記 この記事を書いた後ですが、上島竜兵さんお亡くなりになったのですね。合掌。
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