
今日から6月、そろそろタイトルを変えねば。下界はもう「初夏」でもないだろうが、今朝の牧場(ここ)は14度/7時00と、まだタイトル変更を躊躇うような気温だ。曇り空の下、咲き始めた小梨の花が周囲を今日はまた一段と豪勢に見せている。昨夜は下に下りず牧場泊。
大型の囲い罠に鹿が11頭入っている。一昨日の開山祭の朝に1頭が迷い込み、ただし罠は作動せずゲートは落ちなかった。にもかかわらずその鹿は,自分の入った場所を見付けることができず、昨夜仲間を呼んだということだろうか。
鹿は群れとなって必死で逃げ場所を探そうとする。本来なら、そろそろ草を食むのを終わりにして、もっと森の奥にある安全な寝場所に帰るころだが、それがもうできない。仕方なく、罠の中の最も奥にある平坦な草地を一時の隠れ場所にして、しばし身を休め、しかし落ち着かない不安の時を過ごしているのだろう。鹿の不幸と対比するように、今ちょうど雲間から射し始めた朝日が、罠の周囲の幾本もの小梨の花を一層華やかにさせている。

Photo by Ume氏
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