
乳白色の深い霧の中を、牛の様子を見るために御所平に上がる。9時の時点で外の気温は10度Cまで届いていなかった。雨をまじえた風は、霧を追いやるだけの勢いがないようで、こういう日は牛の姿を見付けるだけでも大変だ。見当をつけて雷電さまの祠がある林に登っていくと、3頭の牛が雨に濡れながら草を食べていた。さらに御所平へと下っていくとご覧のようにそこにいた残りの牛たちは、草を食べるのを中断してやってきた。NO14もまだ警戒心はあるが大分落ち着いたようで、NO12の和牛は頭を撫ぜてやったらおとなしくそのままにさせていた。
初めて御所平に上がったときも今日のような天気で、ほとんど何も見えなかった。それでも霧の立ち込めた放牧地の雰囲気は悪くなく、緑の草原(くさはら)の向こうに、自分の好みと同調してくれる森や林が、密かに待っていてくれるような気がした。
霧がまたゆっくりと流れ、白樺の木や落葉松にからみ、そして次第に目の前の眺めを消していく。薄い影のように見える小梨の木々をゆする風の音が、妙に気になる。



来なくていいと言っても、牛たちは遠くからやってくる
ブログをしばらく上げることができなかった。てっきり原因はPCだと思ってそれなりにストレスを溜めていたが、キャンパーのG君やY君の助言でWi-Fiを再起動したら、呆気なく回復した。「インターネットには接続していますが、希望するWebページに移行しない場合は、現在のブラウザを閉じ新しいブラウザを開きます」だと。この言い方!この会社にはヤラレッパナシだ。
明日の月曜日は時代遅れの山小屋で、Dさんたちの1泊2日の同級会が開かれる。ご婦人も参加されるようで、先日は長野からその下見にお越しいただいた。「こんな山小屋ですがホントにいいですか」と聞いたら、「自然がいっぱいで」と言って、その婦人は目を細めた。
テイ沢から来たのだろう、雨の中を2人の登山者が行く。あそこはこんな天気でも、訪れた人を落胆させることはない。
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