入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

      ’17年「初冬」 (23)

2017年11月26日 | 入笠牧場からの星空

                                    Photo by Nzaki氏 (転載不可)

 美しい冬の夜空である。ほぼ中央に冬の星座を代表する「オリオン座」が見える。「冬の大三角形」へと視野を広げ、さらに「冬のダイヤモンド」を狙おうとしたかのかも知れない。唯一の和名を持つ昴も西の天空に輝いている。撮影場所は、キャンプサイトBで、昨日は同所から北の夜空を撮影した写真を掲載したが、きょうは中天の南から西の方角を撮った写真だと思われる。
 天体写真でお馴染みの、かんと、TBI、TOK、Ume、Iwaの各氏などは、Cサイト近くの駐車場や、ゲート前の舗装路上で多くを撮影しているが、その場合、きょうの写真の左下に写っている落葉松のシルエットは右手に来て、星景写真の一画を占める重要な役割を果たしてきた。
 そういう点では、これは新しい撮影場所からの初めてのアングルだと言えると思う。と言っても、もちろん、撮影時の星や、星座の位置にも影響されるし、どんな星の写真を撮るかにもより、撮影場所も当然変わるだろうことは承知している。特に星景写真は星空に加え、背景も重要だから、今後いろいろな場所からの撮影が試みられるだろう。
 この時は、夜中の2時ごろからようやく晴れ上がったというから、忍耐の結果である。「無窮の遠(おち)」への思いは様々だろうが、ここへは、熱意ある星の狩人たちに来てもらえたら、歓迎したい。
 伊那市の白鳥市長が「日本一の夜空」だと発言したのを聞いたこともある。単なる観光目的でない星のキャンプ場であり、牧場として、行政には少しづつでも息の長い支援を希望したい。
 Nzaki君、協力ありがとう。

1年ぶりに年末年始の営業をすることにしました。また、12月最初の週末、14日のふたご座流星群の観測に合わせて上にいます。お出掛けください。
「冬季営業の案内(’17年度」は、前年のものを流用している部分もあって、段落や改行がおかしく、見苦しいかも知れませんが何卒ご容赦を。少人数の場合は一応ご相談ください。また他の団体と計画が合えば、少人数でも管理棟の予備の部屋10畳ふた間を利用することができます。
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