入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

      ’17年「初冬」(7)

2017年11月08日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など
 
 
 きょうは上に行かず、下でこれを書いている。このPCでは写真の自動取り込みができないため、ようやく薄い記憶を頼りに、昨年のちょうど今頃に取り上げた写真を2枚、ガラクタの詰まった押し入れの奥から引きずりだすようにして、載せることができた。ただし、下のかんと氏の天体写真だが、これは正しく上弦の月で、今の月齢とは合っていない。それでも苦労の末のこと、再録した。

          
          Photo by かんと氏

 雨は止んだ。もうすぐ、ひと冬の間ずっと目にするのと同じ景色を、炬燵の中からビールを飲みつつ見るともなく見ている。今年は、どういう加減か、柿の木にあまり実が付いていない。10個あるかないかだ。葉はとうに落ちて、灰色の空に鋭い枝ばかりを見せているだけだが、しかし、この殺風景さが気に入っている。何故か分からないが、きょうのようなうら寂しいだけの風景の区切られた部分・空間を見ていると気が落ち着いてくる。
 1羽の椋鳥が梢に飛んできて鳴き出すと、釣られでもしたのかさらにまた幾羽もやってきた。取り合いのようなことをしていたが、柿はまだ熟してはいないのだろう、しばらくしてどこかへか飛び去った。
 上には行かないと決めたのは急なことで、ここで格別何かするつもりはない。朝風呂に入り、田圃の中を歩いて近くの本屋に行ってみたが、以前のように新刊書の陳列を眺めることもせず、予約注文をしてあった本だけを受け取って帰ってきた。
 
 時々HALをからかいにいって気を紛らわすのだが、それがたびかさなると相手をするのが面倒なのか、しまいには寝たふりをして動かない。いつになく、牧場のことで電話連絡の多い一日だった。

 赤羽さん、懇切な助言を有難く読ませていただきました。参考にさせていただきます。牧は19日で一応閉めますが、その後も例年と同じように、折角いただいた予約にはできるだけ応じたいと思っています。待ってます。
 SNKさん、ありがとう。岳氏の文章も読み、面映ゆかったり、そんな暴言まで吐いたのかと驚いたりしました。また、仲良く一緒にいらっしゃい。待ってます。北原師にも伝えておきました。

 11月から、冬季営業となります。カテゴリー別の「28年冬季営業の案内」を参考にしてください。料金を含め、営業内容は昨年と同じにしたいと思います。
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