きょうも柿の木に椋鳥が来ている。すでに熟し柿になっているのか分からないが4羽、5羽とやってきて嘴でつついたり、鳴いたりして、またせわし気に飛び去っていく。それを冬の日射しが射し込む部屋から、所在ないまま眺めるともなく眺めている。まだ気持ちも身体も牧の生活の余韻を引きずっているのか、それとも格別何の予定もないせいか、朝風呂に入りビールを1本飲んだら、罰でも当たったらしく身を持て余すことになった。
こういう時に気分転換の相手をしてくれたのがHALだったが、もうそれができない。仕方なく読みかけの本を手許に置いてみたもものの、いまひとつその気になれないでいる。結構暇つぶしと運動がてらに散歩をする人がいるが、そんな"素人"の慰み事(失礼!)など真似るな、という声がどこからともなく聞こえてくる。
昨日、HALが亡くなってから初めて、よく連れて歩いた天竜川の堤防から大きな碑が建つちょっとした広場まで行ってきた。散歩ではゴザラン。冬枯れの田園風景の中を流れる冷たそうな水の色と、瀬ノ音は変わらず、寒さをいっそうなものに感じさせていた。
よく分からないが、この呟きの途中の部分が写真を入れ替えている間に消えてしまった。思い当たる原因がない。
冬の営業は前向きに考えている、ただし現在のところはふたご座流星群の観測に期待をかけているかんとさん他1名の予約があるだけということ。また、近々に罠の点検を兼ねて上に行くこと、その他には今年は当てにしていたリンゴ農家の出荷が早まり、量的にも数的にも不足して、量を減らすなどしても送ることができなず慌てた、そんな内容だったか。どうせ大したことを呟いたわけではないにしても、消えてしまうとは・・・。
きょうはこんなところで、明日は沈黙します。