入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

     ’22年「冬」(30)

2022年12月15日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など


 積雪の状況だけでも知ろうと昨日、上に出掛けてみた。冬季は牧場までに幾カ所か関門があるが、その一つオオダオ(芝平峠)までは予想していたほどのことはなかった。峠から先も先行した轍の跡があり、走行に問題はなかったが雪の量は上るに従い増えてきた。
 焼き合わせを過ぎると、何本もの轍がかなり乱れてきて、車重の軽い軽トラでは次第に走りにくくなってきた。大きな曲がりを2カ所過ぎた所で、それ以上走ってみても管理棟までいけるかどうか分からなかったし、仮にできてもかなりの苦労を覚悟しなければならないと考え、無理する前に先に進むのを断念した。取り敢えずは、ド日陰の大曲りまでは行けるだろうと予想していたが、約1キロメートル近くを残して引き返した。

 峠を過ぎると、雪の下の路面は凍結しているのが分かったし、その上に積もったあの雪は恐らく来年の春まではもう融けることはないだろう。伊那側は、山を越えた反対側の富士見側比べて全体に日陰の部分が多いのだ。
 そうなると越年までにはまだ半月もあり、さらに降雪の可能性も高くなり、積雪量は当然今以上に増える。途中から歩くことも余儀なくされそうで、年末までに車で行けないことになったら荷揚げは人力でやらなければならず、厄介なことになる。
 その場合、選択肢は3通りの方法があって、1)最初から車を諦め、距離が短い法華道を歩く、2)林道を行ける所まで車で行って、その先を歩く、3)富士見側からゴンドラで行く。
 どの方法も経験しているが、一長一短がある。

 若かったころは普通タイヤで白馬までスキーに行こうとしたことがあるし、雪道にはそれなりに自信を持っていた。今でもないわけではないが、それでも厳冬期のころには、無理した挙句毎年のように雪で動かなくなった車に手を焼き、苦労してきた経験がある。だからこの頃は、雪道を走ること自体に対して非常に億劫になっている。
 週末また里は雨のようだが、当てにならない来週の天気予報では好天の日もあるようだ。今度は自分の車、と言っても中古のジムニーだが、で取り敢えず若干の食料だけでも持ち上げれたらと考えているが、サテどうなるか。

 きょうの写真は焼き合わせの手前で、昨日の写真は先週さらに進んだド日陰の近くで写した。その間の1週間で多分雪は一度降っただけだと思うが、その積雪量の違いは明らかだ。

 本日はこの辺で。
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