昨日のブログを読み返してみると、管理人はまるで酔っ払い。そんな状態で入山第1夜を迎えたのかと受け取られかねないが、実際には当然いろいろな作業をした。例えば、スノーシュー(ズ)を履いているうちにガスボンベを雪の中から掘り起こしガスをつかえるようにして、ハウスとキャンプ場トイレへの通路を確保。ひとたびスノーシュー(ズ)や二重靴を脱いでしまったらまた履くのは大変だから、思いつく屋外でのその他の仕事もみんなやってしまう。
それからハウス内のストーブの点検・給油、室内の清掃、例年のことながら”トイレの床下の住人”アナグマから蒙るる被害状況の確認と修理、電灯の付替え等々。そうそう、雪を溶かして水を確保するのも重要な仕事だ。
どうやって管理棟内にはいったかの詳細は避けるが、もう一か所の入口付近の除雪にも苦労した。ウッカリ、スコップを全部倉庫にしまってしまったため、手やちり取りでその作業を行わなければならなかった。
以上のような仕事をし終えた上でようやく入山を寿ぐ祭が始まり、夢か現か判然としない状態のまま22日の記録は綴られた、というようにご理解いただけたら幸い。ウーン。
雪に埋もれたキャンプ場のトイレ
言い訳がましいことを書いていたら、今日のスペースがなくなってしまった。「海山さん」には深甚なる感謝を伝えたい。このブログが続いているのも、みんなあなたたちお二人のお蔭。カールママさんにもコメントありがとうございました。また、熊本からわざわざ来られたXさん、よもやその日、山小屋「農協ハウス」に退化した管理人や、元気な男たち、ご婦人方が13人もいたとは思いもよらぬこと。接見能わず残念でした。また山桜の咲くころお出かけください。仕事の多忙な東京野歩路会の井上さん、「祭は終わった。蕩児の帰還の時が来た」は誰の言かと。今度お見えのときに分かります。ハードボイルド川島さん、盆栽の似合うのがまた素晴らしい。わが奇人の会の「百姓山奥いつもいる」氏は、豪雪の中、もう10日以上にもなるのに孤独に溺れ、人の顔も見ず、山奥の小屋で酒と雪かきの日々とか。ご苦労様です。奇人に「別格」が付いたら、もう会からは除名ですよ。
(明日も続きます)