岐阜/医大生が指導する明光義塾長良教室&芥見教室

医大生が個別指導する全国でも珍しい塾が明光義塾長良地区、芥見地区に登場。山県市、美濃市、関市からも通塾されています

★特色化選抜の予想

2012年02月05日 22時48分58秒 | 受験

★今すべきこと

 寒い日が続きます。私立の試験が終わると今度は最後の特色化選抜試験が9日に実施されます。この合格発表が16日になりますが試験日が近づいて来ますと普通は気が落ち着きません。本人は勿論ですが家族もそわそわで何か腫れ物にでも触れるような気になります。しかし、もうこの辺では開き直りしかありません。3年間頑張ってきたのですからどうやって最高の実力を発揮できるか、またいかにしてミスをなくすか考えた方が早いです。特に注意したいのは得意科目。得てして苦手科目に重点を置いたばかりに得意科目で失敗をするケースが多いです。これは高校生の大学受験でも同じことが言えます。問題を見て自分の苦手な処は最初はパスです。分からない問題に時間をかけていますと後の問題が出来なくなります。
 ですから分からない問題は捨てることです。見直しをじっくりしましょう。答案用紙が配られたら一気に一番目の問題に飛びつくのではなくざっと全体を見渡してください。
 そうすることで大問の数や小問がよく見えて来ます。

 凡そ特色化選抜は今年が最後です。このことは非常に重要なことだと思いますしここに特色化を制する意味が含まれているような気が致します。つまり特色化問題の総決算とも云うべき姿ではないでしょうか・・・。ということは例年並みで大きな変動はないと考えます。新しい問題形式で試験官が冒険する必要は逆に危険かと思います。
 では今までの特色化の問題を総括してみますと、以下のようになるのではないでしょうか。県教育委員会の分析を参考にしながら書いてみます。

<数学>
配点のウエートは関数と図形の問題に絞られそうです
。昨年は三角形と円に関する複数の性質を組み合わせて考える図形の問題が難しかったです。ですから今年も同じようなことが言えるかと思います。数学は検査Bで配点が60点でかなり高かったですが平均点はやはり一番難しかったようです。

<英語>
英語は検査A・検査Bいずれも配点が30点でありますが意外と例年同じような問題が出されています。ですから過去問題を繰り返していればいいかもしれません。全体的には英文の読み取りです。例年図表を使用した対話形式の長文が出されています。文法におきましても基本的な総合的な問題が多いようです。おそらく今年も同じような形態かと思われます。

<国語>
常用漢字は比較的難しいですが漢字検定3級を持っていれば大丈夫かと思います。比較的難しい間違いを誘発しそうな漢字を選んでいますが落ち着いて書きましょう。3級や準2級クラスを持っている方はサービス問題だ考えるぐらいにしてください。検査Aで配点は60点です。配点が大きいです。文章題は論説文が多いですが今年はどうでしょうか・・・。また本文の内容から書く課題作文があります。条件を確実にこなしながら自分の考えを書けるようにしておくことが大事です。また穴埋め問題や指示問題などは兎に角空白を埋めるようにしてください。一定のレベル以上の方は問題はないのですがそこまでいかない方が問題ですが極論を云えば勘でもいいから埋めてしまうことです。まぐれで当たるかもしれない(笑)。書かなくては当たらない。

<理科>
物理、化学、生物、地学の分野から昨年は大問が1問づつ出ました
。おそらく今年も同じ傾向の気が致します。特に特色化の問題は記述問題が多いです。化学的思考力、実験観察の技能や表現力を重視しているようですがグラフや表を読み取る力が必要です。どちらにしても大問から小問の記述問題がよく出ます。バランス良くでますので整理したことを見直しておいてください。配点は検査Bで60点です。

<社会>
地理、歴史、公民の大問が理科と同じように構成されて出題されそうです
。また理科同様に記述問題が出ます。この記述問題はここ数年急激に増えてきました。記述が出来れば問題は完全に答えることが出来ますので力量を計ることが出来るのです。従って理科、社会は記述問題から逃げることは出来そうもありません。また資料は相当出ますので資料の見方については残りの4日間で時間を有効に使って復習をしてください。昨年の問題では歴史用語の意味や内容、国名と位置などが出ていました。配点は検査Aで60点です。

 以上が大まかな予想ですがそれ程昨年と変わらないと思います。今から出来ることはノートに整理をしたことをゆっくり見直し覚えるところは見直しを必ずしてください。
特色化問題は検査Aと検査Bに分かれて問題が出されますが英語だけはA・Bいづれにも出て来ます。

 この特色化問題に失敗しますと次は最後の砦一般選抜になります。しかし来年からは一般選抜一本ですからその点今年の受験生は恵まれているかもしれません。

 来年からはそうはいかなくなりました。来年のことはまた改めて書きますが岐阜学区はかなり難しくなりそうです。偏差値は2点位はアップしておく必要がありそうです。岐阜新聞テストも第4回まで終わり結果が紙上に出ていましたが今年定員数を増やしたところが大変です。応募者が増えればボーダーラインが上がります。兎に角今は全力で頑張るしかありません。今まで頑張ってきたのですから猛威を奮っているインフルエンザなんかには掛らないようにしてください。必ずマスク着用で手や口は励行しましょう。そして体調面の特にメンタル部分ですが偏頭痛をしたり気分がすぐれなかったりするかもしれませんが試験が終われば嘘みたいに治ります。

 残り時間が少なくなってきましたが焦らず頑張って過去問題など解いてみてください。この時期は難しい問題は必ず避けてください。仮に解けない問題が出た場合は速やかに対処しましょう。学校の先生でも構いませんし塾の先生でも構わないと思います。要は心に陰りを作らないことです。ですから今出来ることは基本的なことでいいのです。計算はミスは絶対にしない。そして大事なことは時間の配分をきちんととることです。この時間配分は練習すれば出来ます。ですから冒頭に行ったように最初から飛びつくのではなく全体を2,3分かけてゆっくり見てください。そして難しい問題は後回しにしてください。結果分からなければその問題は捨ててしまう決断も大事かと思います。
 ともあれ受験生の合格を心から祈っています。頑張れ明光生!

今週のYouTubeはZARDの『君に逢いたくなったら』を選びました。
http://www.youtube.com/watch?v=nNd0762H1bU&feature=related

<今週の言葉>
『喜怒の時、耐えて事すべからず。喜びもやみ、怒りもやみ、常の心になりて後事を行うべし』
                           貝原益軒

新規生募集開始 1カ月無料(90分×4回)
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長良教室&芥見教室ホームページ
http://mm.visia.jp/dozan/

長良教室 058-210-1730
芥見教室 058-244-0170

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