★故郷に帰る
春の新規募集も一段落ついてほっとするのもつかの間でもう中間テスト・期末テスト対策です。一年の中で落ち着いているのはこの5月と10月です。この間を利用し一週間ほど実家に帰ることにしました。故郷のことについては少し後でお話しするとして先日の『志望校判定模試』の結果が出ました。全体的には上昇しています。基本的に春の講習を受けた方は結果が出ているようです。勿論講習の中から問題が出て来ますから当然復習をされた方は実力が付いている筈です。
今回は中学3年生ですと全国平均は266点でした。かなり難関高校を受験される方も入っていますのできつかったかもしれません。レベル的には岐阜新聞テストの平均点は全体では300点ほどですが岐阜学区では280点位が普通です。偏差値は岐阜県の平均点で計算されていますが岐阜学区は全体の学区の中では飛びぬけて高いですから偏差値は岐阜学区に直す必要があります。そんな訳で私共のテストはそれよりも平均点が高いですから難しいということが言えます。しかし偏差値は同じですので厳しい方がいいと思います。このテストで特に驚かれたのは新中学1年生だと思います。小学校の時代はかなり出来たが本当のテストをしてみると驚くほど実力が厳しく明確になっています。特に数学、国語におきましては頑張ったお子様は当然いい成績なのですが理科・社会となりますとまともなテストをしていませんから悲惨な方が多かったですが初めて科目の大事さが分かったのではないでしょうか・・・。かなり出来ると思っていたのが実はテストの内容が易しかった訳ですから驚きです。このことは1学期の期末テストの結果でも分かりません。つまり全体的に小学校の延長ですから400点は確保してください。400点未満ですと上位5校には難しいとお考えください。早くご自分の位置を知ることが大事です。次回のテストは8月に予定をしていますがこのテスト結果については6月度の定例学習相談会でお話しする予定になっています。
今回のテストで英語を100点とった生徒がいます。前回の1月のテストも100点でした。2回連続100点は非常に珍しいです。今私立の中学2年生ですが3年生の教科書をしています。個別にはそう云う生徒がいるのです。つまり集団では物足りないのです。難関高校、難関大学に行くなら・・・それは個別しかないのです。ぜひ一度教室を覗いてみてください。
さて、今日は私の『仲間』について書いてみたいと思います。大きく分けて幼馴染、会社関係、文学仲間に分類しています。大抵の方はこのように三つに分類されるようです。まあ幼馴染については私は転勤族でしたから子供には故郷がありませんし友達が非常に少ない思いをさせたようですが団塊の世代を生きてきた方の団塊ジュニアの世代はそう云う方が多いようです。
話が横道にそれましたが仲間のうち幼馴染についてお話します。私の学校は小さな学校で保育園時代から中学卒業まで二クラスでした。ですからみんな家族的で知ってる連中ばかりですし特に我が家は溜まり場でしたから懐かしいです。19日(土)に同窓会をしてくれることになりました。故郷に帰るのは10年ぶりです。本来なら車で帰るのですが今回は新幹線となります。新幹線となりますとサラリーマン時代まで遡りますから15年ぶりですか(笑)。浦島太郎になってしまいます。
私の仲間のうち会社関係は別としまして文学仲間は未だにお付き合いをしています。この世界はなかなか難しいのですが久保田万太郎氏に文学界の同人誌評でお誉めを頂いたのですがただ私の方向と違っていましたので筆を折ってしまったのですがまたそろそろ書き始めたいと思っています。芸術は所詮不幸でなければ書けないし、描くことは出来ないというのが私の持論です。経済的に満足しても精神的には誰もが悩みを抱えています。この悩みの中身は個々に違いますが私は私なりに不幸な部分を小説の中で解決していこうと思っています。決して単行本にして流行作家に・・・なんて考えたりはしていません。書くことに意義があるのです。何処かに発表をするかもしれませんがあまり私には重要な事ではないのです。その昔菊池寛賞の候補になりましたがそれが絶筆になったのですから人生とは不思議なものです。
ともあれ今回は主のいない実家に帰ります。私は愛媛県の新居浜市と云う工業都市の田舎で生まれました。小さい頃は住友財閥の発祥地ですのでかなり活気がありましたが今は少し元気がありません。今回帰るのは先祖供養なのです。私の一族は家系図が明確に分かるので1600年のときからの名前がきちんとありますからもう何代も続いているわけですが九州に飫肥城という小さなお城が現在もあります。ここがその昔の我が先祖の城と云われているのですが家系図程当てにならないのも事実です。
今私はこの1600年から以前を調べています。ネットのお陰でかなり早く調べることが出来ますが問題はその裏付けです。話は作れますのでそうではなく事実を確認することが大事なので帰ることにしたのです。留守中は教室長が長良教室&芥見教室にはいますのでいつでも大丈夫です。
実家に帰って実はかなりな大仕事が待っています。お寺と相談をして進めていますが人生の中でもこれほど重大な位置づけもないかと思います。つまり家系図を調べることもありますが寺がその頃に焼失していますので我が家の事実は分かるかどうか分からないのですが実際は私の家は分家ですから墓は別にあります。実はその墓地の移転が難しいのです。四国から岐阜まで持ってくるわけですが業者に委託するにしても大変です。しかし先祖が入るから私共が入るわけで先祖を無縁仏にすることは私としては出来ないのです。ですから今回休暇をもらって打ち合わせに帰るわけです。同級会と重ねて忙しい毎日になりそうです。
そんなことで中学時代や高校時代の友人とも交流をして野球部に喝を入れてこようかとも思っています。その昔は甲子園で私の時代は準決勝で敗れたのですが国体では優勝した思い出もあります。ともあれ元来涙腺が弱い方なのでそれが年を重ねますと益々零れそうでもう今から込み上げて来ます。まあ叔母さん達と話をしていますと昔話が出て来て必ず母親の話になりますので辛いです。もう亡くなって50年も昔の話なのです。同窓会では学生時代初めて付き合った彼女も今は昔話で笑って云えますが互いにいい思い出です。待っていてくれるようですので英気をもらって来ようと思っています。
帰って来たらもう夏期講習の準備です。そしてその前に中間・期末テスト対策です。夏期講習は長良教室が移転一周年記念、芥見はリニューアル記念になり新しい企画満載です。
では行ってきます。帰りは21日(月)。22日から教室に出ます。
今日のYouTubeは狩人の『あずさ2号』を選びました。
http://www.youtube.com/watch?v=S3myO0aQDBQ
<今週の言葉>
『故郷の訛り懐かし停車場の 人混みの中にそを聞きに行く』
石川 啄木
中間・期末テスト対策受付中!
長良教室&芥見教室
<詳細>
http://mm.visia.jp/dozan/
長良教室 058-210-1730
芥見教室 058-244-0170