岐阜/医大生が指導する明光義塾長良教室&芥見教室 Akamonゼミナール

医大生が個別指導する全国でも珍しい塾が明光義塾長良地区、芥見地区に登場。山県市、美濃市、関市からも通塾されています

★遠花火

2013年08月04日 16時20分14秒 | 日記

★友の死

 昨夜8月3日(土)は岐阜新聞主催の花火大会でした。今朝の新聞には大きく写真が掲載されていましたが今年は気象状況が不安定で先週東北地方の豪雨と書いたと思えば今週は九州、中国地方とりわけ山口県では経験のない大雨に襲われこの先どうなるのだろうかと心配しています。
 
 政治の世界でも麻生副総理がナチスの話を持ち出してねじれが政局で解消されると早くもこうなるのかと心配になってきます。ねじれがあるから二院制が意味があるのであってねじれがなければ何でも出来てしまう。いい方向であって安定すればいいのですがナチスの憲法を例に出して世界に批判を受けてしまう・・・。これは大変なことなのですが自民党を選択したのですから猛省をして欲しいものです。

 憲法にしましても96条を変えて9条の2項を変えてしまう。自衛隊を国防軍に変えて世界を股にして米軍と共に戦っていく・・・。政局が変わるたびに憲法が変わるのでは困るのではないでしょうか。殴られたら殴り返せという暴論なのですがそうではなく共に闘うということなのですから日米同盟もそうなると今一度考え直す必要がありそうです・・・。政治の世界はこの辺で止めましょう。

 夜空の花火の音を遠くから聞いて私は先月亡くなった幼馴染のことを思っていました。彼とは特別に仲がよかったのですが何故か死を選んでしまったのです。本来はこのようなことを書くべきではないかもしれませんが志半ばにして死を選んだ彼のことを書かねば自分自身の整理が出来ないのです。

 彼とは幼稚園の時からずっと一緒でした。中学までは同じ学校(当時は二クラスでしたからみんな知っていました)でしたが高校になって別々になりましたが今まで人生を共に生きて来ました。車が好きで車のセールスや中古車販売、カーステレオの販売などを手広くしていましたが残念なことに先月亡くなりました。私の結婚式にも参加してくれましたし、最初の車も彼から買いました。しかし、その死が余りにも悲惨な死を選択したものですからショックで少し自分自身で整理をするのに時間が掛ったのです。
 
 遠花火を聞きながら私は彼と一緒に曲を作ったり女生徒の家に押し掛けたり車でワイワイ騒いだり思い出は限りがありませんでした。何故?彼は一種のうつ病を持っていたということですが誰もそのことは知りませんでした。また会っても感じなかったのですから驚きなのです。昨年実家に帰った時も二人で好きな歌をカラオケで歌っていたのですから・・・。

 商売がうまくいかなかったのかと思いましたがそうでもなく金銭的なものでもなかったのですから不思議です。今夜は彼のお別れの会をするそうです。それで故郷の同級生は帰って来いっていうのですが今の仕事ではとても帰れる状況ではないので9月には入ったら一度お墓にお参りに行ってやろうと思っています。せめて墓前で般若心経ぐらいは上げてあげたいと思います。

 彼の夢は大きな事業家になることだっと思います。それも車の社会において個人からディーラーの世界に移り変わっていき今やメーカーの世界の流れについていけなかったのではなかろうかと自分なりには考えています。ガソリンが円安のお陰でどんどん高く上昇し生活がしにくくなってきています。これで来年の4月から消費税を5%から8%に値上げするってものですから世の中どうなるのでしょうか。利権の構造で天下りで退職金を二度、三度ともらい甘い汁を吸って顔を売って仕事をもらう・・・。建築の世界では談合と云っていました。今でも自由な入札で表向きはなっていますがほとんどが随意契約になっています。これはこれで一種の安定にもなってはいたのですがこの口渡しが増収贈賄の世界を作っているのです。この世の利権構造改革をしていこうとしたのが政治家の小沢一郎だったのですが甘い汁を吸ってる構造体をひっくり返すことは難しかったのです。その辺は前参議院議員森 ゆうこ著『検察の罠』をお読みください。それでも政権は自民から交代はしたのですからその実力は恐ろしく素晴らしいものでした。しかし今や彼のもとを訪ねる人は少ないのですが三年後の政権交代を目指し頑張ると云っています。

 政権は良い国つくりをして頂けるのでしたらだれが首相でも構いません。しかし今回の投票率52%程で自民党より野党に入れた票が過半数以上で多いのですからやはり充分に考えて欲しいし、国民の目線をもっと下から考えて欲しいものです。

 仮に消費税が上がりますと実質月謝も上がります。その分誰も儲かる訳でなありません。新聞社だけは消費税を軽減するという補償金のようなことはありません。将にメディア誘導式の日本になっている訳で今後の課題に移っていくのではないでしょうか。TPPにしろ原発にしろオスプレイにしろ新聞を読まない方が正しい記事が読めます。フェイスブックやツイッター等の方が早く情報が流れて来ます。

 塾の方では今や夏期講習真っ盛りですが今日のブログは学習塾のお話は予定していません。彼の死を自分なりに整理することが目的だったのですから。

 そんな意味で『男は三度勝負する』って言葉がありますが正直毎日が勝負みたいなものですが私にも人生で何度か勝負するといいますか決断をするときがありました。最初は20代の後半まだ四国の丸亀市にいましたがこの時会社を止めることになっていました。結局上司が残れと言って下さり結果残ったのですが好意に甘えたといいますか周りが勧める場合はその方がいい結果が出るかと思います。あの時止めていたなら今の自分はなかったでしょう。二度目は体を壊し会社を止めた時でこの明光義塾を始めた時でした。1年近く体力を戻すために遊びましたがじっとしてることが出来ないのと男が自宅で悶々としているのも悲しいものでして退職金や多少の蓄えを足して教室をオープンしたのです。当時同じオーナーは12人いましたが私を含め3人だけが残っただけです。いくら本部が大きくなっても自己責任でやっているわけですから生徒が集まらなければ自己破産してしまいます。何とかやってこれましたがもう一度人生で勝負する時が来るかなっと思ったりしています。苦労はもう嫌なんですがそう云う流れになれば仕方がないかもしれません。それは新しい仕事を何時も模索している訳ですがその内の一つなのですがこの歳が来て勝負するのかと云うのは少々きついものです。
 
 亡くなった彼も事業家でしたからそんなことを考えていたのかもしれません。過去は塗り替えることは出来ませんが未来は塗り替えることは可能です。しかし私にも時間というものがあります。きっと彼はその時間との戦いに自らの死を選んだのかもしれません。遠花火の音がよけい寂しく聞こえて来ました。
                                    合掌

今日はビリーバンバンの『さよならをするために』を選びました。
http://www.youtube.com/watch?v=H7Myu_VjZvE

<今週の言葉>
『仲間より頭一つ抜け出す人間とは、若くして目標を定め、その目標に力を注ぎ続けた人である』
                        エドワード・ジョージ・ブルワー・リットン


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長良教室 058-210-1730
芥見教室 058-244-0170
 

コメント
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