★第3回岐阜新聞テスト
第3回の岐阜新聞テストが返ってきました。今回は正念場でありました。何故なら学校で三者面談が実施されているからです。これは受験生だけではないのですが受験生は兎に角志望校を決めなくてはいけませんので一筋縄ではいきません。一般的には私立高校と併願の方が多いのですがその場合私立高校は決めていくのが常道です。高校については最終的には1月9日(火)の実力テストを見てからということになりそうです。そういう意味で岐阜新聞テストが大事でした。
通常普通高校は内申点と入試の配分は3:7になっています。中間・期末テストは内申点に属します。勿論部活動も十分対象になっているのですが実力テストは志望校の判断に使われます。岐阜学区は相対評価から絶対評価に代わってきたころから志望校の判断基準が曖昧で困っていた結果実力テストを統一的に始めたということです。それをデーター化したのですが岐阜学区以外については私はあまりよくわかりませんがそこまで多くは徹底的にはしていないと思います。何故なら学区が決まっていますので高校が少ないからです。職業科の場合は5:5ですので内申点が非常に大事ですが普通科の場合はそこそこの内申点があれば大丈夫と思います。内申点が悪いから高校は下げた方がいいという考え方はイコールではないのです。飽くまで対象は偏差値です。偏差値をしっかり掴んでいる方は大丈夫です。ですから岐阜新聞テストは年4回ですが私どもは年に6回受験生(受験生以外は年3回)にしています。そうすることで安定した志望校の判断ができるのです。これは中学1年生から実施をしていますが多くの塾様も実施されているかもしれませんが明光義塾長良教室&芥見教室のオリジナル行事であります。
さて、今日のタイトルの『うっかりミスで1点に泣く』に進む前に少し気になる記事を見つけました。netgeekの記事ですが『中高生の読解力ピンチ!中学生の43%が間違えた問題』に反論が相次ぐ!学研が調査を行い新聞に掲載されても読解力テストについて実態は違うし生徒側は反論している。まずはその記事を読んでください。http://netgeek.biz/archives/107551
このように主語と述語の関係を見抜く読解力不足と位置づけています。文法は日本語だけでなく英語もドイツ語も全て言葉には主語と述語があります。この関係が明確でないとうっかりミスが起こるのです。
では本題に入りましょう。もう5年も前のことですからいいでしょう。私どもの生徒で岐阜高校に入った特待生のRさん。彼女は高校は岐阜高校に行きましたが問題は大学受験でした。筑波大学に受験したのですが1点不足したのです。その1点は数学の問題で確かに合っていると手ごたえを感じていたのですが事実1点不足したのです。そして仕方なく国立看護に行かれたのですがうっかりミスはミスとしても間違いな訳です。よく私どもの教室では漢字検定や数学検定、英語検定を実施しますが1点に泣く方が多く見えます。逆に1点オーバーで合格された方も見えます。
このように点数は1点の積み重ねです。タラレバでは駄目なんです。全く勘違いをその方はされているわけです。うっかりミスは実力がないのです。これは明確にお知らせしておきたいと思います。ですからうっかりミスさえなければもっといい点が取れたとよく聞きますがそれはそれだけの力しかなかったということになります。
ではどうしたらうっかりミスは治るのでしょうか・・・。お子様の性格的なこともあるでしょう。しかし、問題は勉強の仕方が悪いとしか言いようがありません。うっかりミスを治す方法を教えてもらっていないのだと思います。
もっと簡単な例を出しましょう。机に向かって筆箱やノート、ワーク、消しゴム、定規などきちんと場所は決まっていますか?どうでもいい?そう思われる方は此処から先は読んでも意味はないと思います。つまりうっかりミスを肯定しているわけですから意味がないのです。
『ミスは間違いである』と認識してください。明光義塾長良教室&芥見教室ではきちんと指導しているはずです(他の教室のことは知りません)。タラレバは悔いだけ残って責任から逃避する何者でもないです。ですからいつも間違う方は『うっかりミス』という言葉を今日から使うのをやめましょう。それだけでも効果はあります。
★『うっかりミス』の対処法
①問題の優先順位
②時間配分
③スピード
④解いた計算式を見直すな
⑤出来ない問題は捨てろ
以上思いつくままに5点程書きましたが解説していきましょう。まず最初に問題の優先順位を決めることです。一番よくするのは数学で出来る問題から解いてできない問題は後回しにすると聞かれると思います。その通りですが数学だけでなく国語、英語、理科や社会にも通じます。特に国語の場合読解文が最初に出てきます。
最近は特に長文の傾向が強いです。一生懸命読んでさあこれから残りを・・・時間がないと気が付く。そういうことが多いです。特にセンター試験を受験される高校生の方は時間との闘いともいわれます。ですから問題の優先順位を決めてください。
次に時間配分は日頃の訓練によります。私どもの教室では試験時間を10分短縮させています。この10分は見直す時間であり緊張のあまり思ったより時間がかかってしまったということでもある訳です。ですから10分短縮することで多くの見直しができます。それは日頃から塾内テストの中で訓練をしていく必要があるのです。兎に角出来ようが出来まいが10分短縮して問題に取り組んでください。時間配分とはそういうものです。
③のスピードをつけるには演習量をこなすしかありません。解答を見れば成程そういうことかと自分で納得して慰めていたのでは意味がありません。正確に時間内に解けないといけないのです。スピードをつけることは緊張感と集中力が付きます。私はどちらかといいますとその角度から攻めてきた方です。ですから個別指導は緊張感がないとか競争力がないとかくだらない能書きを言う集団塾が見えますがだらだら授業は要らないのです。ですからやるならやろうよ!ってことで講師ともども必死に問題に取り組み集中して緊張感を植え付けているのです。個人的にはタイマーでもつけたいとさえ思っているぐらいです。
次に非常に大事なことを説明しますがこれだけでも守ってください。ただ先ほどの時間配分が出来ていないと難しいところもありますが一度解いた問題の計算の後を見るなということです。これは非常に多いです。一度解いた問題は合っていると思います。つまり見れば合ってる錯覚を起こすのです。解いた問題は簡単に解けますので別の用紙に解きなおしてください。きっとミスをしていれば分かるはずです。将に1点に泣くのですが1点どころではないです。此処がうっかりミスがあるとすれば正念場です。
最後にできない問題は捨てようという非常に無責任な考え方ですができない問題にいくら時間をかけても仕方がありません。それよりも解いた問題を見直し確実に点数を稼いだ方が得策です。必ず差をつけるためには難問が一問はあります。例えば岐阜高校や岐阜北高校、加納高校などに進まれる方はその一問に全力をかけてやってきたのですから何とか解いてみましょう。しかし、一般的にできないと思えば諦めた方がいいです。いくら漢字を書けと言っても知らない漢字や単語は書けません。効率よく試験を受けるにはそうするしかないのです。しかし、塾では高校入試はこのレベルまでしか出ないからこの辺までは押さえておくように指示はあると思います。それがなければ塾として何の意味があるでしょうか・・・。単なる説明に終わってしまうだけになります。
以上5点ほどの注意を致しましたがこれは今からでもできることもありますし通常の中で訓練をしていくしかないのですが塾の方で指導してくれないのならばご自分で考えるしかありません。
最後になりましたが長良教室&芥見教室の冬期講習は明日11日より始まります。詳細は http://mm-homepage.com/dozan/ に書いてありますので参照してください。講習はどこからでも入れますが講師の方のシフトの関係上入れない場合や無理な入り方になる可能性もありますが指導方法は飽くまで1:2または1:3のスタイルで集団的なことはやっていません。また一コマ授業も90分授業で消費税も内税(税込み)になっています。中には外税(税別)で表示している塾様もあります。しかし、時間や金額が判断の一つではあるかと思いますがそれが全てではないと思われます。是非『うっかりミス』をミスと捉えて点数アップをして欲しいと思います。
<今日の言葉>
『我々が第一に戦わねばならぬ厄介な敵は、我々の内部にある。流れに逆らおうとしたところで無駄なことだ。流れのままになっておれば、どんな弱い人でも港に流れ着くものだ』
セルバンテス
<今週のYouTube>
JUJUの『クリスマス・イヴ&明日が来るなら』を選んでみました。
https://www.youtube.com/watch?v=JEEjZafWN6g
冬期講習受付中!
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<詳細>
http://mm-homepage.com/dozan/
長良教室 058-210-1730
芥見教室 058-244-0170