岐阜/医大生が指導する明光義塾長良教室&芥見教室

医大生が個別指導する全国でも珍しい塾が明光義塾長良地区、芥見地区に登場。山県市、美濃市、関市からも通塾されています

★教材の個別化

2019年03月10日 17時23分03秒 | 春期講習

 ★春季生募集ー7

 3月14日(木)この日は高校入試の発表の日です。岐阜新聞に入試問題と解説が8日の朝刊に掲載されていましたが大方の予想通りであまり変わった奇を衒った問題は多少ありましたが予想の範囲かと思います。直前講習の中でよく似た問題が出ていました。出来たでしょうか・・・。14日は全員の方の合格を祈っています。

 さて、高校に合格した方は後で書くとして現在迷っている方は今一度自分自身を見直してください。個別と言っても様々です。一体自分はどんな風に指導してもらいたいのか、自分自身を分析できている方はどの程度いるでしょうか。最初の面談時に面談シートを作成しますがどのように指導して欲しいかと質問するとほとんどの方は詰まってしまいます。そして「分かるように・・・」この答えが返ってくるのです。ほぼ100%と言ってもいいのではないでしょうか。その答えが「個別指導」なのです。

 では今日はその「分かるように教えて欲しい・・・」についてお話をしたいと思います。このことは小学生、中学生、高校生いずれも共通のことです。誰しも分かるように教えろって言うのは当たり前でそれ以上返す言葉はありません。
 「分かるように・・・」「私は分からないです・・・」ということです。ですからその分からないことは「何が分からないのか・・・」これが前提になっているのです。
 
 「自分自身質問が分からない」のと「問題の考え方が分からない」のとは意味が違います。
 まず最初に質問自体が分からないという方の場合それは基本的なことが分かっていないのです。数学であれば数の概念から理解できていないというよりか苦手という言葉で誤魔化しているのです。ですからどんどん下がるしかないのです。これが人工知能のAIなのです。行くところまで下げましょうということになりますがそれではいけませんので端的にシンプルに指導していきます。要は講師の方がこの生徒の理解できていない最大の欠点は何が不足しているのか見極める能力があるかどうかだと思います。生徒の性格上しっかり質問出来る子もいれば質問が出来ない子も見えます。無試験で入塾していますので迷惑さえかけなければ問題ありませんので様々なお子様がお見えになっています。しかし、考えてみればそこを見抜けないとその生徒の成績は上がりません。勿論それだけではありませんが演習量の問題もありますし類似問題をしっかりノートにまとめ上げる能力があるかどうかが問われてきます。ですから分からない場合分かるような教材を使用してあげないといけないのです。従っていくら個別指導だと言ってもどの子も同じ教材を使用している塾がもしも見えるとしたらそれは個別指導という指導であって教材まで個別には考えていないということです。正直面倒ですから成績順にAさんは問題の何番まで、Bさんは何番までという風にランク制に問題を解かしているのではないでしょうか・・・。そうしますと問題数は激少してしまいます。却って集団塾の方が問題数をたくさんこなしていることになります。それでは折角個別指導塾がここまで伸びてきたのですからもっと手を入れて「教材の個別化」考えてみたらどうでしょうか・・・。明光義塾長良教室&芥見教室はそういう意味では教材の基本はありますが解答があれば何でも構わないようにしています。学校のワークでも市販の教材でも構わないですが自分に合っているかどうか判断してあげることが大事かと思います。よくあるのが高校生の進研模試に対する過去問題の解き方を必死に勉強している高校生も見えます。それはそれで私はいいかと思っています。学校の教材大いに結構です。でも宿題をするのでは問題ですので勘違いしないでください。

 次に問題の解き方が理解できないという方は少し先を行っている気が致しますがそれでも基本的には同じです。まだよくわかっていないのです。だから塾に行っているんじゃないかと叱られそうですが塾は問題の解説をするだけではないのです。将来に向けた方向を見つける場所でもあるのです。ですから問題の解き方が分からない場合もう一度ポイントの部分に返って下さい。ポイントなんて易しくて出来ないというかもしれませんが問題の立式、応用が出来ないということはそのポイントが理解できていない証拠なのです。ではそのことで私から質問するなら「どうしてポイントが解けてこの問題が解けないのですか?」ってことになります。
 応用問題A・B、総合問題A・Bいずれにしましても出来ないことは事実ならばその傷を治すしかないのです。ではその問題に似た類似問題をあなたは何問解きましたか?その問題を大事にノートに整理して宝物のようにしてもそれだけのことです。そこにあなたが成績を上げることが出来なかった原因があるのです。

 基本的に成績上位の方のノートは綺麗ですが自分の言葉が少なすぎます。整理をしてまとめているのでは写実的です。もっと整理したノートに殴り書きしましょう。

「畜生!ここだよ!」
「この公式いつも忘れる!」
「ここであの先生が訳の分からない話をしたけど面白かった、こんな話!」
「〇月〇日自分はこの流れが掴めれない。だからこの問題は捨てるのかやるのかどうする!」
「腹が立ってどうしようもないのなら分かるまで頑張って理解しよう。ポイントはここだ!絶対にやる!」


 このように色々自問自答しながら書き込みをすればいいのです。写実なら今ならカメラで撮れば済むことです。もっと基本的に忠実に立ち向かっていこうじゃないですか。東大、京大に行こうというのならまた話は別ですが難関大学、難関高校クラスならそれが出来たら自分のスタイルが出来るはずです。家庭学習に少し味付けをして映像をスマホでタブレットで見てみるのもいいでしょう。この4月からアオイゼミとBit・campus の無料化を始めました。
 アオイゼミは毎日仮想授業があります。中学生の時間帯、高校生は1年、2年生と受験生に分かれますが全て授業が提示に実施されます。質問も構いません。勿論ニックネームですが。詳細は http://mm-homepage.com/dozan/  に書いていますがそう言う風に気分転換、隙間授業ができます。生徒も命を懸けるぐらい頑張っているのですから私も命懸けで今回のアオイゼミの導入を決めました。全員週回数に関係なく無料です(但し、中学生は土曜講座の関係上週2回以上です)。

 そんなことで問題の解き方が分からない方は基本にもう一度返ってみてください。チャートブックをされている方見受けられますがそればかりやっても効果はありません。ありませんというよりかその上をいかないと駄目なんです。白、黄、青、赤チャートがありますが少なくとも青チャートはこなして初めて次の段階に行けるのです。中学生ですと学校のワークが基本になっています。これで60%は取れるはずです。出来なかった方は取り組みに問題があると思われます。
 そして一番怖いのは中学1年生の最初のテストは400点が基本です。この点数を割り込みますと後々平均点前後をふらふらしている状況となります。このことは高校に入っても将に重なるように同じ現象が見られます。つまり易しいのです。ですから舐めてかかってしまいますが5月の連休明けの課題テストでギャフンと言わされます。そしてその時もう国公立はほぼ絶望になってしまいます。ですから高校1年生になったらすぐに来なさいと塾生には言っているのです。国公立に行かない方はそれでもいいかもしれませんがそれでも私立にしても人気大学に行きたいでしょうからそうするとそう言う問題に真正面から取り組んで欲しいと思います。

 そんなことで問題が解けたとしてもそれ以上やらないと意味はありません。つまり演習量ということになりますがそれには自分に合った教材が必要になります。長良教室&芥見教室では非常に出来る子、もう少しで400点の壁を越えれる子、標準的な子、遅れている子と4段階に分類しています。数学は得意ならA級、英語は普通ならB級ってもので集団塾が点数でクラス分けするのと同様に教材で分けていますがクラスを同じにするということではありません。席はその方の人間形成上大事ですので人格尊重の意味でもいつも変わります。

 従って個別と言えども色々ありますが教えれない場合は映像に切り替える塾もあります。特に高校生の場合数学と英語を指導する塾は沢山ありますが全ての科目を指導する先生が見えるかどうか・・・。それも新課程を習っている先生がどの程度見えるかによってその塾のレベルが図られます。いくらチラシをガンガン打っても基本的なことが出来ないようではジョーカーを引いたようなものです。映像にしましても1年間分前納でいつお止めになってもいいですよってのでは困るのですがこれからは益々酷くなってくる気がします。つまり塾の再編成です。中学生も同じです。最近は小学生対象に中学受験のチラシが名古屋の方からもどんどん入ってきます。これも全国展開を目指してきているのでしょうがそれぞれに特徴を出しています。

 私どもの春期講習は3月7日から始めていますが個別ですのでどこからでも構いません。来たところが「はじまりの時」です。歌の題名みたいですがそうなのです。個別はそういう意味では便利に出来ています。
 中学生も新高校生も入試の合格発表の後大きく動くことでしょう。ブログの閲覧件数が数日前から大きく動き始めています。それだけ関心が強いということでしょうか。誰しもいい高校、いい大学に行きたいですからね。

 そんなことで個別の教材についても一つの思想があるということを知って欲しかったのです。単に同じ教材を個別だからと言って段階制で指導するのは単に教材を一括購入するぐらいしか考えていないのではないでしょうか。誰しも難解な問題が解けたら嬉しいですがそれは一つ一つの積み上げでしかないのです。それには自分の実力を素直に認めるしかありません。そしてその傷を治すために一番身近な教材を使用することをお薦めいたします。

<本日の言葉>
『人間はみんなが、美しくて強い存在だとは限らないよ。生まれつき臆病な人もいる。弱い性格のものもいる。メソメソした心の持ち主もいる・・・けれどもね、そんな弱い、臆病な男が自分の弱さを背負いながら、一生懸命美しく生きようとするのは立派だよ』
                      遠藤周作「おバカさん」

<今週のYouTube>
春が近づいて来るとこの歌を必ず聞きたくなる。永井龍雲『つまさき坂』
https://www.youtube.com/watch?v=5iJaf-5I9-A

春の入会生募集中!
無料体験実施中!

<詳細>
http://mm-homepage.com/dozan/

長良教室 058-210-1730
芥見教室 058-244-0170

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする