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これどうしようかな・・・どうしようか考えてみます。

鼻濁音

2014-03-23 | _きく__

年度末のこの時の 世界の国からの のどじまん。

♪ I love you 叶わないものならば
   いっそ忘れたいのに 忘れられない全てが

♪ 泣きたい気持は言葉に出来ない
   今夜も冷たい雨が降る

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

西のほうの生まれの 私と同じ漢字の名の同級生。
よみが違った同級生。
「鼻濁音ができないってホントなのかな。」 その同級生に ほんの軽い気持ちで聞いた。
「そうなの。わたしとしては どうしてそういう音が出るのか、反対に不思議。」
彼女はそう言って、なんどもなんども 声にしていた。

銀狐 銀ぎつね ぎんぎつね ギンギツネ ギ・ン・ギ・ツ・ネ …

あまりに真剣な表情に まわりの子も吹き出して 本人も吹き出して。。。

 

思いだすということは めまいのようだ。
ついこのあいだのことのように ここに活字になっていき
引き伸ばされた“時”の絶対単位メジャー(なんじゃそりゃ?)の その果てしなさに 
遅れたように慌てながら振り返る。 

世界の国の のどじまん出演者の歌い上げる あたらしく聞く なつかしい歌。
なめらかな日本語に酔い たどたどしい音に新たな意味を見い出し
ときどきの「が」に よみがえるものを追って 
再生が幾度も繰り返された。

 

[2015/04/24 編集]

 

 

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