当時購入したのは
○ B7判
○ 見開き4日無罫タイプ で、
罫線の引いてある付録の下敷きを使って
縦書き・横書き どちらでも書けるようになっている。
見開き4日、つまり1ページ2日分で
1日分が約・縦6×横9cmのスペースだ。
最初の年の分を今 見返してみると、
余白という観念が全くなく ひたすらびっしり書き込んである日もあれば、
真っ白い(何も書き込めていない)ページが 半月以上続いている所もある。
(月が改まると気持ちが切り替わるのだろうか、
空白がひと月以上続いているところはなかった。)
今は水性ボールペンで書き込んでいるが、
当時は油性のボールペンを使っている。
油性って細く小さく書き込めるものなのね。
この頃は 極細字のペンもたくさん出回っているようで
油性も水性もそう変わりなく使用できるのだろうが、
その当時の私は、
○ とにかく日記を続けたい。
○ 家事・育児、いろんな事に追われて(いるような気がして)いたので
ささっと書き込んでしまいたい。
と ペンなんかに(ペンよ、ゴメンヨ)かまっている暇がなかった。
ごくごく普通の油性ボールペンを使っていた。
本体を意識していないので 書き味という点にも全く意識が回っていない。
油性ボールペンとは こんなに細く書けるものなのだと、
今やっと自覚することになった。
もっとびっくりするのは
“子育ての時時刻刻”が記されているとばかり思い込んでいたのに
「毎日毎日のきらきらしたもの」はあまり記録されておらず、
公園へ行った、歯医者へ行った、宝くじを買った(お楽しみなのデス、当時も今も)
…の ずいぶん淡々とした内容が多い。
“きらきら”を言葉に移し変える暇もなかった、ということか。。。
[2012/10/19 編集]