■毎年春と秋の2回行われる北野殿地区の道普請ですが、道路交通法に定めた道路管理者でない住民が昔から地域内の生活道路脇の土手の草刈りや山林・畑のコサ切りや水路の清掃などの作業を協働で行っている行事です。今年も10月2日の日曜日の朝行われました。
↑笹藪刈取りと蔓の除去作業に格闘する参加住民の皆さん。↑
対象となる道路は市道ですが、本来、消耗品として草刈り機の刃や燃料費等は安中市が負担すべきですが、今まで一度も負担してもらったことがありません。タゴ51億円巨額詐欺横領事件の後遺症の103年ローンの支払いの為かどうかは分かりませんが、他の自治体とは事情が異なっていることは明らかです。
↑蔓の生育は早く草刈機の刃に絡みやすいのでやっかいだが、見事なアケビが採れた。↑
さて、作業はいつものように午前8時からスタートしました。さぎょう野殿荘の入口のところまでは、一応、沿線住民があらかじめ草刈りをしてくれていたおかげで、作業は効率よく進みました。しかし、道路の両端に耕作放棄の桑畑や山林が増えるにつれて、作業は草刈だけでは済まず、立ちはだかる笹薮や道に覆いかぶさる木の枝の処理に、たいそう労力を費やす結果となりました。
↑道路を覆う桑の木を切って取り除いたら、見違えるほど道が明るくなった。↑
↑側溝の掃除。↑
幸い、雨にもたたられずに済みましたが湿度が高く、作業をしているうちにびっしょりと汗をかくことになりました。
↑作業終了。↑
↑すっかりきれいになった市道。↑
見違えるようにきれいに、そして明るくなった市道をあとに、約1時間半にわたる秋の道普請を、幸い誰もけがもなく終えることができたのでした。
【ひらく会情報部】