友は一見おっとりとおとなしく、まつげの長い、おじょうさまタイプ、
運動部より家庭科?お茶?美術?放送部?新聞部?的なところの人であり、
わたしとは縁遠き人・・・・・・そんな感じの麗人であった。
でも、冷たさはなく、にこにことして、あったかく、まさに、マドンナ。
お金持ち的おじょうさまではなく、普通の幸せな家庭のお嬢さんって感じだった。
痩せていて、面長で、色白で、今でも思う、どこか小説に出てきそうな雰囲気を持っていた。
友はとなり町で、小学校は別、中学校よりいっしょだったが、同じクラスになったことはない。
友には妹がいた。妹は体操部の選手だった。
わたしは排球部(バレー部)だったので、体育館で妹といっしょに部活をする、
一年下の妹は、あの方(友)の妹さんとして、話などした。
妹さんはお姉さんとは全く違い、筋肉タイプの少女、体操部のエース、活発、きはつ、可愛い少女って感じて、わたし好みの後輩だった。
あの方と呼びたくなるほど、近寄りがたい方、お姉さんであり、・・・・・・・・・
わたしとは共通点がないし、クラスが違うから、言葉も笑顔も交わしたことはない。
そんな中学校3年間、過ぎて、同じ高校にあがった。
高校は普通科、当時就職する子も沢山いたけど、一応進学校。
高校1年、友の名は玲子、わたしの名は悦子。
二人は同じクラスになった。
お互い出身中学校の仲良しグループで女の子達は固まっていたけれど、
玲子、悦子はお互い出身小学校の仲良しグループで多くの時間過ごしていた。
医院の子だったり、警察署長の子であったり、ややすらりと大柄の子の中に悦子はいた。
玲子はおとなしい雰囲気の、あまりめだたない、かわいい子の中にいた。
いったいなにがあったのか?
いつのまに、そのグループに所属しながら、玲子と悦子は話すようになった。
たまたま席が近くだったのか、悦子が妹つながりで話したのか?
「のこちゃんのおねえさんでしょ」って多分悦子のほうから話しかけたかもしれない。
妹の名は、典子通称のこちゃんだった。
二人は話してはしていたけれど、特に親友という意識はなかった、少なくとも悦子には。
二人はやはり違いすぎていた。
悦子はバレーボール部、玲子は生物部、静と動、活発とおとなしい、
色黒と色白と。
共通話題はのこちゃんについてぐらいで、ほかになにかあっただろうか?
高校2年は違うクラスになった。
~つづきはあした~
運動部より家庭科?お茶?美術?放送部?新聞部?的なところの人であり、
わたしとは縁遠き人・・・・・・そんな感じの麗人であった。
でも、冷たさはなく、にこにことして、あったかく、まさに、マドンナ。
お金持ち的おじょうさまではなく、普通の幸せな家庭のお嬢さんって感じだった。
痩せていて、面長で、色白で、今でも思う、どこか小説に出てきそうな雰囲気を持っていた。
友はとなり町で、小学校は別、中学校よりいっしょだったが、同じクラスになったことはない。
友には妹がいた。妹は体操部の選手だった。
わたしは排球部(バレー部)だったので、体育館で妹といっしょに部活をする、
一年下の妹は、あの方(友)の妹さんとして、話などした。
妹さんはお姉さんとは全く違い、筋肉タイプの少女、体操部のエース、活発、きはつ、可愛い少女って感じて、わたし好みの後輩だった。
あの方と呼びたくなるほど、近寄りがたい方、お姉さんであり、・・・・・・・・・
わたしとは共通点がないし、クラスが違うから、言葉も笑顔も交わしたことはない。
そんな中学校3年間、過ぎて、同じ高校にあがった。
高校は普通科、当時就職する子も沢山いたけど、一応進学校。
高校1年、友の名は玲子、わたしの名は悦子。
二人は同じクラスになった。
お互い出身中学校の仲良しグループで女の子達は固まっていたけれど、
玲子、悦子はお互い出身小学校の仲良しグループで多くの時間過ごしていた。
医院の子だったり、警察署長の子であったり、ややすらりと大柄の子の中に悦子はいた。
玲子はおとなしい雰囲気の、あまりめだたない、かわいい子の中にいた。
いったいなにがあったのか?
いつのまに、そのグループに所属しながら、玲子と悦子は話すようになった。
たまたま席が近くだったのか、悦子が妹つながりで話したのか?
「のこちゃんのおねえさんでしょ」って多分悦子のほうから話しかけたかもしれない。
妹の名は、典子通称のこちゃんだった。
二人は話してはしていたけれど、特に親友という意識はなかった、少なくとも悦子には。
二人はやはり違いすぎていた。
悦子はバレーボール部、玲子は生物部、静と動、活発とおとなしい、
色黒と色白と。
共通話題はのこちゃんについてぐらいで、ほかになにかあっただろうか?
高校2年は違うクラスになった。
~つづきはあした~