●Kが来て以来、すぐに彼女はしきり始めました。
経営者に対しては狐か狸か呼ばわりをし、
会議に遅刻、早退、欠席をする。
今まで中心にやっていた若手をないがしろにし退職へ追いやりました。
行き当たりばったり、ばたくさばたくさ、それでつまずいた時にTにヘルプコール。
●Tはつまずかない様に事前に事前に準備をし、事故になる前に対処するタイプですから、
結果Kより先んじて段取りしてしまうことになり、
それがKの気に入らないところになって
ヒステリー的言語になってTにかえってくるのです。
ですから、Tは合わせることは不可能、その場から退散することになります。
●Kはそれに勿論気づくような感性は持っていませんから、
自分に合わせてくれない冷たい態度をとっていると思っています。
でも、Tにとってしかたがないことです。
●Kが綱をぶんぶん回しながら飛んでいる縄跳びの中に、入れと言われても、綱を緩めることなく、自分が飛ぶにじゃまだから、そこの椅子等をどけてくれと指示されても、Tは始めに椅子があることは分かっているのだから、どけてから縄跳びしなさいよということになるわけです。
●TはKがどのように感じようと思おうと、
後手後手のKに先手のTは合わせられないのです。
そこから離れていくしか方法はないのです。
段取りが悪くて残業になっても、それからやってくれといわれても、
Tには体力がなく、時間内に終わるように段取りをしないKに合わせられないのです。
●TはKより18歳も年上で、
その場を創造、築いてきた人です。
何も知らない新参者が不適当な判断で仕切っている状況に合わせられるはずがないのです。
自分に従えと思うKの内面が見えるから
よけい、その場から外れたくなります。
●Kの上司ですばらしいお方がいますが、
その方さえ岩石のように自分の上からのしかかるといっています。
でもTはその方を尊敬し、その方の会等に参加して
指導を仰ぎたいと思っています。
この差がTとKのちがいなのです。
●Kは直属の上司をないがしろにし、その上の上司3人に直属の上司の悪口をいい、結果直属の上司を降ろしてしまおうと思っています。
自分の部下にそのように言わせています。
『パワーハラスメントを受けている、
もう、○部長を辞めて貰いたい』とまで、すでに公言しています。
●そんな恐ろしいK、直属の上司は、すでに、ヒステリックに自分を非難し、悪口造言をぽんぽんぶつけてくるKに恐怖を感じています。
●Tは退職をしたいと思っていますが、いままでいしょに築いてきたKの直属の上司から、辞めないでほしい、今まで通り、力になってほしいと頼まれていて、むげに、離れられないのです。
●最もTが困っているのは、そんなKを自分の後継者として、声がけし、入社試験を受けさせたことでした。