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「卓越大」に10大学申請 10兆円基金で支援

2023年04月06日 23時41分48秒 | 大学

「卓越大」に10大学申請 10兆円基金で支援

 2023年4月5日 (水)配信共同通信社
 

 世界最高の研究水準を目指す「国際卓越研究大学」の公募に、東京大や東京科学大(東京工業大と東京医科歯科大が統合予定)など計10校から申請があったと、文部科学省が4日発表した。卓越大に認定されると、政府が設立した10兆円規模の「大学ファンド(基金)」から支援を受けられる。昨年12月から今年3月まで公募していた。

 他に申請したのは東北大、筑波大、東京理科大、早稲田大、名古屋大、京都大、大阪大、九州大。文科省は今後、大学側へのヒアリングや現地視察などの審査を進め、秋以降に数校を認定する見通し。大学側に年3%程度の事業成長を求めており、その具体策も評価する。

 永岡桂子文科相は4日の閣議後記者会見で「世界最高水準の研究大学を実現するための挑戦的な計画となっているかという点をしっかりと確認したい」と述べた。

 基金は10兆円規模で、支援は2024年度から最長25年間とする計画。政府は年3千億円の運用益を上げて1校当たり年数百億円の支援に充てるとしているが、高い利回りが必要なため、運用がうまくいかなければ開始時期が遅れる可能性もある。

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絵本「マスクバイバイ」出版 コロナに楽しい時期奪われ 子供のつぶやきつづる

2023年04月06日 23時24分18秒 | ウイルス

絵本「マスクバイバイ」出版 コロナに楽しい時期奪われ 子供のつぶやきつづる 下関の小児科医、市長表敬 /山口

 2023年3月30日 (木)配信毎日新聞社
 

絵本:絵本「マスクバイバイ」出版 コロナに楽しい時期奪われ 子供のつぶやきつづる 下関の小児科医、市長表敬 /山口

 かねはら小児科(下関市生野町)の石本美香代副院長が絵本「マスクバイバイ―こどものつぶやき―」(東京図書出版)を出版し、前田晋太郎市長を表敬訪問した。【大坪菜々美】

 石本さんは4人の子育てと、園医や学校医を務める中、新型コロナウイルスの感染対策によるマスク生活で、日常を奪われた子供たちを見てきた。そんな実情を伝えたいという思いで石本さんが執筆し、絵は市内の似顔絵師、遠藤亜祐美さんが手掛けた。

 絵本は、子供の視点で描かれ、生まれた時からマスクをした大人に囲まれている描写から始まる。成長して幼稚園に通うが遠足のバスでは静かに窓の外を見るだけで、弁当は黙って食べるだけ。運動会では声出しを禁止され拍手での応援。絵のそばには「おともだちの パパやママと くべつできないよ」と子供のつぶやきが書かれている。だが最後にはマスクを外しても良い時代となり、迷いながらもマスクを外して友達と話し、笑顔で大人たちとマスクに手を振るような姿が描かれている。

 前田市長は「子供たちの実情が(絵本を通して)多くの大人にも伝わってほしい」と話し、石本さんは「子供たちはコロナ生活で幼少期の楽しい時期を奪われた。これからマスクを外していく子供たちを温かく見守ってほしい」と語った。

 マスク着用に関しては、13日に政府がルールを緩和し、屋内外を問わず「個人の判断」に委ねるのを基本とした。文部科学省も4月から学校教育活動での着用を求めないとする基本方針を示している。石本さんは「子供たちは『個人の判断』ができない。しっかり大人が教えてあげてほしい」と話す。出版に際して、かねはら小児科の金原洋治院長は、市内の認可幼保育園、子ども園計74カ所に寄贈した。また、1250円(税抜き)でインターネットや市内の主な書店などで取り扱っている。

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