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マラリア新ワクチン承認

2023年04月16日 15時36分19秒 | 医療情報

マラリア新ワクチン承認 ガーナで世界初、80%予防

 2023年4月17日 (月)配信共同通信社
 

 【ナイロビ共同】英オックスフォード大は15日までに、西アフリカのガーナが同大学開発のマラリア用の高性能な新ワクチンを世界で初めて承認したと発表した。複数回の接種で、80%弱の予防効果を期待できるとみられる。AP通信によると、既存のマラリアワクチンの予防効果は30%程度だった。

 ガーナの隣国ブルキナファソで行われた小規模な臨床試験で、高い予防効果が確認された。世界保健機関(WHO)は予防効果が少なくとも75%あるマラリアワクチンの開発目標を掲げてきた。今回のワクチンは目標を初めて満たす水準となり、マラリアがまん延する発展途上国で広く普及する可能性がある。

 アフリカの複数国で実施した大規模試験の結果は未公表だが、ガーナ政府は十分な効果を見込めると判断したとみられる。投与対象は致死率の高い生後5カ月~3歳の子どもという。

 マラリアはエイズや結核と並び、最も被害が深刻な「三大感染症」の一つ。東南アジアやアフリカなどに生息する蚊が媒介し、ロイター通信によると、毎年世界で60万人以上が命を落としている

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健康茶にステロイド成分 花粉症効果うたう

2023年04月16日 15時29分05秒 | 医療情報

健康茶にステロイド成分 花粉症効果うたう

 2023年4月13日 (木)配信共同通信社
 

 国民生活センターは12日、花粉症の症状緩和をうたった健康茶「ジャムー・ティー・ブラック」を調査した結果、食品に使用できないステロイドが含まれていたと発表した。急に服用をやめると身体に影響が出る恐れがあるとして、飲んだ消費者に対し、医療機関を受診するよう呼びかけた。

 センターによると、販売していたのは「香塾」(大阪市)。粉末をお湯に溶かして飲む商品で、説明書に「花粉症の激しい症状が緩和される」などと記載されていた。ステロイドの一種「デキサメタゾン」という医薬品成分が含まれており、医薬品医療機器法上、問題となる可能性がある。

 センターは事業者に販売中止を求め、厚生労働省や消費者庁に事業者への指導を要望した。

 今年1月に医師からセンターへ寄せられた情報によると、13歳の女子生徒がこの商品を約4カ月間飲み、花粉症が改善した。しかし、別疾患の検査で副腎機能が抑制されていることが判明。飲むのをやめたところ検査値は改善したという。

 センターは、デキサメタゾンはアトピー性皮膚炎やぜんそくの治療に使われる一方、けいれんなどの副作用があるとしている。また、ステロイドを継続的に服用していた場合、急にやめると症状が強く出る「リバウンド現象」が起きることもあるという。

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