子どもの睡眠10時間確保を 健康考えるつどい
地域 2017年10月20日 (金)配信岐阜新聞
「第28回県こどもの健康を考えるつどい」が19日、岐阜市薮田南のOKBふれあい会館で開かれた。参加者が講演を聞き、子どもの睡眠の大切さなどについて学んだ。
日本小児科学会東海地方会、県小児保健協会、県小児科医会、岐阜大大学院医学系研究科小児病態学分野、岐阜新聞社、岐阜放送主催。毎年10月の「こどもの健康週間」(今年は8~15日)に合わせて開いている。今回は県内外の保育士や看護師、医師、保護者ら約200人が参加した。
熊本大名誉教授の三池輝久さんが「子どもたちの健康と幸せを守る眠育」と題して講演。「研究により、睡眠障害は発達障害や不登校と関連性があることが分かってきた。2歳までに、毎晩10時間前後の睡眠時間を確保し、朝は7時までに起きる生活リズムを身に付けさせて」とアドバイス。「親が子どもを早く寝かせられるよう、働き方の改革も必要」と指摘した。
講演に先立ち、小児科医らによる子どもの健康相談なども行われた。
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