自民若手ホープ「コバホーク」小林鷹之経済安保相が橋下徹氏と堂々議論
自民党の小林鷹之経済安全保障担当大臣(46)が7日、フジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」(日曜午前7時30分)に生出演し、橋下徹氏と堂々の議論を展開した。ネット上では小林氏が自らの名前「鷹」をもじったツイッターアカウント「コバホーク(kobahawk)」の愛称ととともに、イケメンぶりやディベート力への評価、今後を期待する声が集まった。
番組冒頭では東大卒で大蔵省(現財務省)入省後にハーバード大大学院を修了し、12年に衆院選初当選した経歴とともに、梅津弥英子アナウンサーから「まさに絵に描いたようなエリート人生」と紹介された。
小林氏は橋下氏との議論について「楽しみにしています」と第一声。経済安全保障政策の中でも重要とされる半導体の材料を海外、特に中国に依存している現状について「供給元を分散、多角化していく」と対策を述べたり、デジタル化によって消費電力などが激増し、シリコン不足に陥る可能性を理路整然と説明した。
橋下氏が中国を念頭に、価値観を共有できない国への依存について一考すべきとの持論を述べると、小林氏は「橋下さんのおっしゃるとおり」と理解を示し「選択肢をたくさん増やしておくということが重要。特定国に依存しすぎると、何かあった時にリスクがある」と述べた。 一方、その点で橋下氏から、貿易に対して国の介入を肯定するのか問われると「そういうわけではないです」ときっぱり。「企業の経済活動は自由です。過度の介入を政治が、国がやるのは、私は慎重であるべきだと思ってます」と、堂々と持論を展開。
出演の最後には「あくまで国益の視点に立って、したたかにやります」と強い口調で述べ、橋下氏もうなるように「したたかに」と応じた。 SNS上では「非常に解りやすく説明してましたね」「是非、自民党を立て直してください」など、小林氏に期待する声も目立った。
番組では他にも、趣味のマラソンでは自己ベスト3時間50分と明かされたが、現在走っているかを問われると「なかなか走れない。SPの方にもついていただいて」と、大臣職への充実感も漂わせた。岸田文雄内閣では44歳の牧島かれんデジタル相に次ぐ年少大臣となる。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます