日々

穏やかな日々を

タイトルであおる「釣り記事」排除へ グノシーが対策

2017年04月28日 10時04分35秒 | 買い物
タイトルであおる「釣り記事」排除へ グノシーが対策
奥田貫
2017年4月27日21時04分
グノシーのニュースアプリのロゴ(イラスト)
 ニュースアプリを運営するグノシーが、「あの野菜に思わぬ効果が!」といった思わせぶりなタイトルで期待をあおり、中身がともなわない「釣り記事」への対策に乗り出す。記事ごとに読者に「満足している」「気に入らない」などの評価をしてもらう仕組みを、6月から導入。悪質な記事で不満を持った読者が離れるのを防ぐ。
 ニュースアプリやSNSは新聞社、ネットメディアなどから記事の提供を受ける。グノシーでは約600媒体から1日に配信を受ける数千本の中から、人工知能(AI)がどの記事を載せるか選んでいる。見出しは配信側が付けたものを使っている。
 AIは各媒体の影響力や、SNSでシェア(共有)された数など複数の要素で判断する。ただ、タイトルが目立つ記事は、中身を読まずSNS上でシェアする人も多い。タイトルに見合う内容の記事と、配信者がクリック数を稼ぎ広告収入を得ようとする「釣り記事」の境目はあいまいで、今のAIで見分けるのは難しいという。
 グノシーは、満足度に加え、記事が最後まで読まれた割合などをもとに、釣り記事を見つける考え。将来的にはAIで釣り記事を排除できるようにする。開発担当者は「ニュースアプリの質を保つための手を打つ」と話す。
 フェイスブックも昨年から、「××した驚きの結果!」といった釣り記事によく使われる文言をAIが見つけ、スタッフが実際に記事を確かめるようにした。フェイスブックジャパンは「読者は釣り記事を読む時間を取られる。できるだけ早く摘み取り、意味のある記事だけを残したい」(広報)と話す。(奥田貫)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 認知症と生きるには ある女... | トップ | 「女性宮家創設」盛らず 自... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

買い物」カテゴリの最新記事