甲子園で喫煙の熊本県議、自民を離党「けじめを付けたい」
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自民党熊本県議団の議員総会の終了後、会派控室を出る井手順雄県議(右)=熊本市の熊本県議会で2022年9月16日午前9時17分、中村園子撮影
8月に阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)であった全国高校野球選手権大会で、熊本県の井手順雄(のぶお)県議(63)=自民、6期目=が、母校・九州学院(熊本市)の出場した試合の観戦中に観客席で喫煙した問題で、井手氏が自民党を離党したことが16日、明らかになった。 【写真まとめ】高校生や子供たちで満席なのに…喫煙中の県議 自民党県連会長の前川收県議らによると、離党届の提出は15日で、同日中に県連役員会が承認。16日朝に熊本県議会で開いた自民県議団の議員総会で井手氏は、甲子園球場での喫煙について「ご迷惑を掛けた。けじめを付けたいとの思いで離党届を提出した」と述べたという。自民会派も離脱し、無所属で議員活動を続ける。 井手氏は8月18日、喫煙を禁じている三塁側のアルプス席で同校の準々決勝の試合を観戦した際に加熱式たばこを吸い、持ち込みが禁止されている缶チューハイも飲酒。井手氏は「(禁煙と)分かっていたが、ついつい吸ってしまった」と話し、学校側にも謝罪していた。 県議会事務局によると、井手氏の喫煙などについて、苦情の電話とメールが14日までに425件寄せられた。【中村園子、城島勇人】
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