女性に初めて米大統領権限 麻酔でハリス氏に一時委譲
2021年11月22日 (月)配信共同通信社
【ベセスダ共同】バイデン米大統領は19日、憲法の規定に従い、定期健康診断の大腸内視鏡検査で麻酔をかける間、ハリス副大統領に大統領権限を委譲した。一時的とはいえ米史上初めて女性に大統領権限が渡り、女性初の米副大統領となったハリス氏は新たな歴史をつくった。ワシントン・ポスト紙によると、85分間だった。
バイデン氏はこの日、首都ワシントン郊外の東部メリーランド州ベセスダにあるウォルター・リード軍事医療センターで検査を受けた。
バイデン氏は20日で79歳。高齢の軍最高司令官の健康状態に関心は高く、バイデン氏は透明性確保の公約を果たすために「支障なく職務を全うできる」との検査結果を即時公表した。
米メディアによると、2002、07両年にブッシュ大統領(子)が同様の処置を受けた際にチェイニー副大統領に権限を一時委譲した。
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