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「米ソは世界を対立から脱却させた」…露米欧に対話呼びかけ

2022年09月01日 07時31分40秒 | 

ソ連崩壊30年、ゴルバチョフ氏「米ソは世界を対立から脱却させた」…露米欧に対話呼びかけ

ゴルバチョフ元ソ連大統領(2018年11月、ロイター)
ゴルバチョフ元ソ連大統領(2018年11月、ロイター)

 【モスクワ=工藤武人】第2次世界大戦後、米国と並ぶ超大国として君臨したソビエト連邦(ソ連)が、1991年12月にゴルバチョフ大統領の辞任で崩壊してから25日で30年となった。ゴルバチョフ氏は24日に配信されたロシア通信とのインタビューで、後継国家ロシアと米欧との対立について、欧州の安全保障に関する「対話」を双方に呼びかけた。

ゴルバチョフ氏(1991年12月25日撮影)=AP
ゴルバチョフ氏(1991年12月25日撮影)=AP

 現在90歳のゴルバチョフ氏は、ロシアと米欧の対立で焦点となっている北大西洋条約機構(NATO)の東方拡大について、背景に「冷戦に勝利したとの米国の思い上がり」があると批判した。また、東西冷戦終結の立役者として、「我々(米ソ)は一緒に世界を対立と核競争から脱却させた」とも語り、米国を一方的な「勝者」とする見方に不満をにじませつつ、ロシアと米欧による対話に期待感を表明した。

 プーチン露大統領はソ連崩壊を「20世紀最大の地政学的悲劇」と評しており、ソ連崩壊30年に関する公式行事も行わない見通しだ。プーチン氏は24日、科学技術と教育に関する会合で、極超音速巡航ミサイル「ツィルコン」の試射成功を発表し、軍事力強化で国威発揚を図る姿勢を鮮明にした。

 ソ連を構成していた15か国は崩壊に伴い独立した。ロシアでは急激な市場経済の導入による大きな混乱も経験した。露独立系世論調査機関が24日発表した調査結果では、63%がソ連崩壊を「残念に思う」と回答した。

 

当時、ゴルバチョフ氏はソ連存続を望んでいた。

それが、ソ連の国々の主張で、各国、独立的になったのは、各国が望んでいたと、当時、私は記憶している。やっぱり、「愛国心が強いのかな」と感じたから、そう思ったことはよく覚えている。

確かに、急な経済市場の変化に、混乱は起きて、その様子をテレビで見ておぼえている。それらをみなゴルバチョフ氏のせいにするのもおかしいと思う。

いかなる理由があれ、人殺しはよくない、戦争は、人間の最大の悪業。なのだ。

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