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16歳未満児の新型コロナワクチン予防接種の記録方法で学会指針

2022年01月15日 16時20分03秒 | ウイルス

16歳未満児の新型コロナワクチン予防接種の記録方法で学会指針

接種済証を渡すだけでなく、母子健康手帳に記載を

日本小児科学会2022年1月14日 (金)配信 小児科疾患感染症
 

 日本小児科学会はこのほど、16歳未満の小児における新型コロナウイルスワクチンの予防接種の記録に関して新たに通知を発した。「母子健康手帳の提示を求めて接種歴を確認するとともに、接種済証を渡すだけでなく、母子健康手帳にも必要事項を記載することが望ましい」と見解を示している。

 16歳未満の小児に対する予防接種の記録方法は、「新型コロナウイルス感染症に係る予防接種の実施に関する医療機関向け手引き(5.0版)」に3項目が示されている。1)被接種者が持参した接種済証にロット番号等が記されたシールを貼付し、接種年月日および接種医療機関名を記入する、2)乳幼児、学童、中学校、高等学校相当の年齢の者については、母子健康手帳に予防接種およびワクチンの種類、接種年月日その他の証明すべき事項を記載することにより、予防接種済証にかえる、3)被接種者が接種済証を持参していない場合については、接種記録書を交付する。被接種者が接種済証の発行を希望する場合には、市町村に対して交付申請を行う。

 しかし、予診を尽くし、小児への予防接種におけるきめ細やかな配慮という点では母子健康手帳による事前の接種歴確認などが望ましいことから、今回同学会が新たな指針を示した。

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