インフルエンザワクチン、小樽でも不足 予約中止、対象制限も 保健所「焦らず予防を」
2021年11月17日 (水)配信北海道新聞
インフルエンザワクチンの供給が全国的に遅れており、小樽市内の医療機関でも予約受け付けの中止や対象を制限するケースが相次いでいる。小樽市医師会によると、各医療機関は現時点で、必要とするワクチン量の7割程度しか確保できていないとみられる。今後も供給は続くものの、接種が本格化する今月から来月中旬にかけては不足状態が続くとみられ、小樽市保健所は「焦らず手洗いなど感染予防に努めてほしい」と呼び掛けている。
道などのまとめでは、本年度の道内のワクチン確保予定量は10月末現在で106万3千回分と、昨年度の約8割にとどまる。10月末までの医薬品卸売販売業者からの出荷量も確保予定量の約53%にとどまり、昨年度より約24ポイント低い。厚生労働省によると、新型コロナウイルスのワクチン製造の影響で、インフルエンザワクチンの製造に必要な資材や機械が不足していることなどが要因という。
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