【12月27日放送】あさイチ あなたの身近にも?聴覚情報処理障害
テレビ 2018年12月28日 (金)配信Live on TV
12月27日(木) 8時15分~9時55分/1ch NHK総合
「聞こえているのに わからない」聴覚情報処理障害
「聴覚情報処理障害」という話が雑音によって聞き取れなくなる病気が注目されている。人間の耳には雑多な音の中から必要なものを選り分ける機能があるものの、この病気を発症するとこの機能が使えなくなってしまう。100人中2~3人がこの症状に悩んでいるというアメリカの研究もあったが、症状に悩む女性は一気に雑音が押し寄せている感じで責められているような気がすると話していた。症状に気づいたのは喫茶店のアルバイトに励んでいたときで客からの注文がわからなくなってしまったときで、「人の話を聞いていない」「態度が悪い」と言われるようになってしまった。聴力検査では異常はなかったが言葉を聞き取れないという状況が続き、1万8000件のリツイートとともに話を追うのが精一杯などの反響が出ていた。
数少ない聴覚情報処理障害などの診察が栃木県の国際医療福祉大学クリニックでは行われていて、予約は春までいっぱいとなっていた。まずは聴力検査を行ったが、雑音化で言葉を聞き取る検査や脳波・心理への検査も行っていて、女性は更に検査を重ねることになり、原因がしっかりしている方が周りに理解を求めやすいので原因をはっきりさせたいと話していた。
アメリカでは聴覚情報処理障害を患う人は100人に2~3人と紹介されたが、小渕さんは日本でも同程度はいるのではないかと見ていて、患うのは社会に出る前後の人が多く周りから指摘されて気づくケースが多いと話していた。
真壁さんは子どもの頃から聴覚情報処理障害の症状を持っていたことで何回も聞き返して周りとコミュニケーションを取れずにいたが、通っていた宮城教育大学には障害をもった学生を支援する支援室が提供されていて、職員に症状を伝えながら対策を考えていった。その結果教員の声を補聴器で直接真壁さんに届けるようにしていて、教員にも症状のことを伝えて重要なことは繰り返し言うようにしてもらった。支援室のサポートのもとで友人たちにも症状を理解してもらい、症状を理解してもらうために取扱説明書のように症状を書いた紙を人に渡して説明し、自分は話を聞けない時があるということを紹介するようになったが、友人からはこれを知れたから対応することも出来るようになったと話していた。そして、真壁さんは教師を目指していて支援があれば普通の人と変わらないので、やってみようと話していた。
聴覚情報処理障害という病気は周りに理解してもらうことも大事となっているが、それ以前に自身が症状に気づく事が大事で、小渕さんは「集中しても話が聞きづらい」「相手から話を聞いていないと指摘されてしまう」「親から見てノートを子どもが取ってない」などが、聴覚情報処理障害の可能性があるという。また、検査の方法について、まずは聴力検査で診断を行い、その後心理や発達障害について受診する方法がおすすめだと小渕さんは紹介していた。また、聴覚情報処理障害の診療に東京都済生会中央病院などが応じていて、あさイチのHPではこれらの病院の情報が紹介されている。また、トレーニングで治るものではないが、気をつけることで症状が軽くなることはあるという。
テレビ 2018年12月28日 (金)配信Live on TV
12月27日(木) 8時15分~9時55分/1ch NHK総合
「聞こえているのに わからない」聴覚情報処理障害
「聴覚情報処理障害」という話が雑音によって聞き取れなくなる病気が注目されている。人間の耳には雑多な音の中から必要なものを選り分ける機能があるものの、この病気を発症するとこの機能が使えなくなってしまう。100人中2~3人がこの症状に悩んでいるというアメリカの研究もあったが、症状に悩む女性は一気に雑音が押し寄せている感じで責められているような気がすると話していた。症状に気づいたのは喫茶店のアルバイトに励んでいたときで客からの注文がわからなくなってしまったときで、「人の話を聞いていない」「態度が悪い」と言われるようになってしまった。聴力検査では異常はなかったが言葉を聞き取れないという状況が続き、1万8000件のリツイートとともに話を追うのが精一杯などの反響が出ていた。
数少ない聴覚情報処理障害などの診察が栃木県の国際医療福祉大学クリニックでは行われていて、予約は春までいっぱいとなっていた。まずは聴力検査を行ったが、雑音化で言葉を聞き取る検査や脳波・心理への検査も行っていて、女性は更に検査を重ねることになり、原因がしっかりしている方が周りに理解を求めやすいので原因をはっきりさせたいと話していた。
アメリカでは聴覚情報処理障害を患う人は100人に2~3人と紹介されたが、小渕さんは日本でも同程度はいるのではないかと見ていて、患うのは社会に出る前後の人が多く周りから指摘されて気づくケースが多いと話していた。
真壁さんは子どもの頃から聴覚情報処理障害の症状を持っていたことで何回も聞き返して周りとコミュニケーションを取れずにいたが、通っていた宮城教育大学には障害をもった学生を支援する支援室が提供されていて、職員に症状を伝えながら対策を考えていった。その結果教員の声を補聴器で直接真壁さんに届けるようにしていて、教員にも症状のことを伝えて重要なことは繰り返し言うようにしてもらった。支援室のサポートのもとで友人たちにも症状を理解してもらい、症状を理解してもらうために取扱説明書のように症状を書いた紙を人に渡して説明し、自分は話を聞けない時があるということを紹介するようになったが、友人からはこれを知れたから対応することも出来るようになったと話していた。そして、真壁さんは教師を目指していて支援があれば普通の人と変わらないので、やってみようと話していた。
聴覚情報処理障害という病気は周りに理解してもらうことも大事となっているが、それ以前に自身が症状に気づく事が大事で、小渕さんは「集中しても話が聞きづらい」「相手から話を聞いていないと指摘されてしまう」「親から見てノートを子どもが取ってない」などが、聴覚情報処理障害の可能性があるという。また、検査の方法について、まずは聴力検査で診断を行い、その後心理や発達障害について受診する方法がおすすめだと小渕さんは紹介していた。また、聴覚情報処理障害の診療に東京都済生会中央病院などが応じていて、あさイチのHPではこれらの病院の情報が紹介されている。また、トレーニングで治るものではないが、気をつけることで症状が軽くなることはあるという。
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