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薬運搬ロボット:聖マリアンナ医科大病院で実証実験 川崎

2019年01月01日 20時32分14秒 | 大学
薬運搬ロボット:聖マリアンナ医科大病院で実証実験 川崎
2018年12月28日 (金)配信毎日新聞社

 薬や検査用血液などを病院内で自動的に運ぶロボットの実証実験が、聖マリアンナ医科大病院(川崎市宮前区)で進んでいる。運搬業務の効率化と職員の負担軽減が狙いで、実験を通し使い勝手や患者の抵抗感の有無などを確認する。
 ロボットは米企業が開発した「リレイ」(高さ92センチ、幅・奥行き各51センチ)で、情報通信サービス会社のNECネッツエスアイ(東京都文京区)がシステムを運用。人の歩行より少し遅い秒速70センチで動き、日米のホテルなどで100台以上の稼働実績がある。実用化されている他社製品と比べ、小型で親しみやすいのが特長という。
 ロボットは指定した運搬先まで自走し、手助けなしにエレベーターにも乗れる。目的地に近づくと相手に電話をかけ、受け渡しの際は職員が持つバッジで認証して、収納部分のふたを開ける。今月16日~1月11日の実験期間中は薬剤部と病棟の間など決まったルートだけを動くが、さまざまな場所を行き先に指定することも可能だ。同病院は薬などの運搬を業者に委託し、昼間は10人、夜間は2人で当たっているが、ロボットが運んでくれれば省力化できる。病院がリニューアルされる2022年の導入を検討中。【野田武】
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