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向精神薬を過剰処方容疑 10万錠か、医師を書類送検

2016年03月18日 01時32分42秒 | 医療情報
向精神薬を過剰処方容疑 10万錠か、医師を書類送検
事故・訴訟 2016年3月17日 (木)配信共同通信社

 向精神薬を過剰に患者に処方したなどとして、兵庫県警は17日、麻薬取締法違反(譲渡)の疑いで、県内の70代の男性医師を書類送検した。捜査関係者への取材で分かった。

 患者は処方された向精神薬などをインターネット上で転売し利益を得ていたといい、県警は医師が患者に10万錠以上の医薬品を渡した可能性があるとみて調べている。

 送検容疑は昨年8月ごろ、自身の医院の患者1人に、治療に必要な量を超える向精神薬約千錠をみだりに譲り渡した疑い。

 捜査関係者によると、向精神薬の投与は通常1日数錠程度。だが医師は患者に1日数十錠を渡していたとみられる。数百錠入りの薬瓶を渡すケースもあったという。

 県警は専門家などから意見を聞き、医師の処方量が過剰だと判断。医師は調べに「患者からしつこく頼まれて渡した」などと話しているという。

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