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ロ、アルコール消費43%減 酒豪国イメージにさらば?

2019年10月05日 10時25分46秒 | 
ロ、アルコール消費43%減 酒豪国イメージにさらば?
2019年10月4日 (金)配信共同通信社

 【モスクワ共同】世界保健機関(WHO)は3日までに、「世界有数の酒豪国とみなされてきた」ロシアで1人当たりのアルコール消費量(2016年)が03年比で43%減少し、平均寿命の飛躍的伸びにつながったとの報告書を発表した。報告書は1日付。ロシアは依然として世界有数のアルコール消費国としつつ、販売制限などプーチン政権の施策を評価した。
 報告書によると、ソ連崩壊で混乱した1990年代前半にロシア男性の平均寿命は57歳まで落ち込み、勤労年齢層の2人に1人の死因がアルコールの過剰摂取に関連しているとされたが、2018年の平均寿命は68歳に上昇。女性も03年の72歳から昨年は78歳に伸び、男女ともに過去最高となった。
 報告書は平均寿命の伸びにはアルコール消費との相関関係があると指摘。深夜のアルコール飲料販売禁止のほか、最低販売価格や酒税の引き上げなどによりアルコール消費が減り、ロシア国民の健康改善につながったと結論づけた。
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