医療過誤:入院中の患者死亡、島根大の控訴棄却 広島高裁松江支部 /島根
2020年9月7日 (月)配信毎日新聞社
島根大病院(出雲市)に入院していた60代の県西部の女性が2010年1月に死亡したことを巡る訴訟の控訴審判決で、広島高裁松江支部(金子直史裁判長)は31日、女性が死亡したのは主治医が経鼻チューブを誤挿入したためとして遺族に2200万円を賠償するよう命じた1審判決を不服とした島根大側の請求を棄却した。
遺族の60代女性は報道陣の取材に「病院は今回の事件を教訓にし、上告せずにミスを認めてほしい」と訴えた。島根大医学部総務課は「主張が認められず非常に残念。今後の対応は判決内容を検討した上で協議したい」としている。【小坂春乃】
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