オミクロン株対応ワクチン、ファイザーCEO「3月中に準備できる」
その他 2022年1月11日 (火)配信読売新聞
【ワシントン=船越翔】米製薬大手ファイザーのアルバート・ブーラ最高経営責任者(CEO)は10日、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」に対応した新たな同社製ワクチンを「3月中に準備できる」との見通しを示した。
ブーラ氏は米CNBCテレビのインタビューで、新たなワクチンの開発状況について「実際に必要になるかどうかは分からないが、既に一定量の生産を始めている」と述べた。
ブーラ氏は新たなワクチンのオミクロン株への具体的な有効性などには言及しなかった。
一方、米政府のアンソニー・ファウチ首席医療顧問は従来のワクチンの追加接種でも、オミクロン株の感染予防に十分な効果があるとの見解を示している。
米国内ではオミクロン株が急拡大している。米疾病対策センター(CDC)によると、米国内の新規感染者数は5日連続で1日70万人を超え、12月26日~1月1日の感染の約95%がオミクロン株によるものだった。
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