[看護] 看護系大学におけるモデル・コア・カリキュラム、教育内容は20項目
厚生政策情報センター 6月28日(月) 配信
文部科学省が6月24日に開催した、大学における看護系人材養成の在り方に関する検討会で配付された資料。この日は、新たな看護学基礎カリキュラムについて議論が行われた。
看護系大学におけるモデル・コア・カリキュラム導入に関する調査研究班が、中間報告資料を提示している。そこでは、看護実践能力を基盤として、能力・卒業時の到達目標・教育内容を、(1)ヒューマンケアの基本に関する実践能力(2)根拠に基づく看護を展開する実践能力(3)特定の健康課題に対応する実践 能力(4)ケア環境とチーム体制整備に関する実践能力(5)専門職者として研鑽し続ける基本能力-に大別し、全20項目を整理している(p7-p21参照)。(1)のヒューマンケアの基本に関する実践能力では、対象の尊厳と権利を擁護する能力などを、(3)の特定の健康課題に対応する実践能力では、終末期にある対象を援助する能力などを学ぶ教育内容となっている。
またこの日は、大学院における看護系高度専門職業人養成の在り方に関する論点も提示された。看護系高度専門職業人について、社会が求める人材像や必要な教育、教育の質保証、さらには、教育・研究者養成の推進などがまとめられている(p28-p31参照)。
厚生政策情報センター 6月28日(月) 配信
文部科学省が6月24日に開催した、大学における看護系人材養成の在り方に関する検討会で配付された資料。この日は、新たな看護学基礎カリキュラムについて議論が行われた。
看護系大学におけるモデル・コア・カリキュラム導入に関する調査研究班が、中間報告資料を提示している。そこでは、看護実践能力を基盤として、能力・卒業時の到達目標・教育内容を、(1)ヒューマンケアの基本に関する実践能力(2)根拠に基づく看護を展開する実践能力(3)特定の健康課題に対応する実践 能力(4)ケア環境とチーム体制整備に関する実践能力(5)専門職者として研鑽し続ける基本能力-に大別し、全20項目を整理している(p7-p21参照)。(1)のヒューマンケアの基本に関する実践能力では、対象の尊厳と権利を擁護する能力などを、(3)の特定の健康課題に対応する実践能力では、終末期にある対象を援助する能力などを学ぶ教育内容となっている。
またこの日は、大学院における看護系高度専門職業人養成の在り方に関する論点も提示された。看護系高度専門職業人について、社会が求める人材像や必要な教育、教育の質保証、さらには、教育・研究者養成の推進などがまとめられている(p28-p31参照)。