ドウダンツツジの花
今までにない花盛り
写真に撮るのは難しかった
今日は、庭に出ました。
風なく、雲あり。まさに、庭日和。
秋の花、秋明菊の整理に必要な土地作りをする。
雨にぬれた、柔らかい土地の雑草とり、
子供が歩ける道作りをする。
毎日歩いて、踏み固め、行き来出来るように、する予定。
世界最高の研究水準を目指す「国際卓越研究大学」の公募に、東京大や東京科学大(東京工業大と東京医科歯科大が統合予定)など計10校から申請があったと、文部科学省が4日発表した。卓越大に認定されると、政府が設立した10兆円規模の「大学ファンド(基金)」から支援を受けられる。昨年12月から今年3月まで公募していた。
他に申請したのは東北大、筑波大、東京理科大、早稲田大、名古屋大、京都大、大阪大、九州大。文科省は今後、大学側へのヒアリングや現地視察などの審査を進め、秋以降に数校を認定する見通し。大学側に年3%程度の事業成長を求めており、その具体策も評価する。
永岡桂子文科相は4日の閣議後記者会見で「世界最高水準の研究大学を実現するための挑戦的な計画となっているかという点をしっかりと確認したい」と述べた。
基金は10兆円規模で、支援は2024年度から最長25年間とする計画。政府は年3千億円の運用益を上げて1校当たり年数百億円の支援に充てるとしているが、高い利回りが必要なため、運用がうまくいかなければ開始時期が遅れる可能性もある。
絵本:絵本「マスクバイバイ」出版 コロナに楽しい時期奪われ 子供のつぶやきつづる 下関の小児科医、市長表敬 /山口
かねはら小児科(下関市生野町)の石本美香代副院長が絵本「マスクバイバイ―こどものつぶやき―」(東京図書出版)を出版し、前田晋太郎市長を表敬訪問した。【大坪菜々美】
石本さんは4人の子育てと、園医や学校医を務める中、新型コロナウイルスの感染対策によるマスク生活で、日常を奪われた子供たちを見てきた。そんな実情を伝えたいという思いで石本さんが執筆し、絵は市内の似顔絵師、遠藤亜祐美さんが手掛けた。
絵本は、子供の視点で描かれ、生まれた時からマスクをした大人に囲まれている描写から始まる。成長して幼稚園に通うが遠足のバスでは静かに窓の外を見るだけで、弁当は黙って食べるだけ。運動会では声出しを禁止され拍手での応援。絵のそばには「おともだちの パパやママと くべつできないよ」と子供のつぶやきが書かれている。だが最後にはマスクを外しても良い時代となり、迷いながらもマスクを外して友達と話し、笑顔で大人たちとマスクに手を振るような姿が描かれている。
前田市長は「子供たちの実情が(絵本を通して)多くの大人にも伝わってほしい」と話し、石本さんは「子供たちはコロナ生活で幼少期の楽しい時期を奪われた。これからマスクを外していく子供たちを温かく見守ってほしい」と語った。
マスク着用に関しては、13日に政府がルールを緩和し、屋内外を問わず「個人の判断」に委ねるのを基本とした。文部科学省も4月から学校教育活動での着用を求めないとする基本方針を示している。石本さんは「子供たちは『個人の判断』ができない。しっかり大人が教えてあげてほしい」と話す。出版に際して、かねはら小児科の金原洋治院長は、市内の認可幼保育園、子ども園計74カ所に寄贈した。また、1250円(税抜き)でインターネットや市内の主な書店などで取り扱っている。
パソコンの「視線入力」の訓練ができる無償のソフト「EyeMoT(アイモット)」の活用が、全国の特別支援学校や医療機関に広がっている。音声入力やマウス操作ができない重度障害者や難病患者を支援しようと、島根大の伊藤史人(いとう・ふみひと)助教(47)の研究室が開発した。伊藤助教は「テクノロジーを使えば楽しむことやできることに気付ける。その手助けになりたい」と話す。
視線入力は専用の装置で目の動きを検知し、文字入力などの操作を可能にする仕組み。筋萎縮性側索硬化症(ALS)や脊髄性筋萎縮症など声を発したり体を動かしたりするのが難しい患者らのコミュニケーションの幅を広げている。
2015年に開発されたアイモットは一般的な家庭用のパソコンで使うことができ、風船を割ったり絵を描いたりするなど簡単なゲームを通じて視線入力のこつをつかめる。挫折せずに成功体験を得ることができると利用者に好評だ。
既に、全国に約千校ある特別支援学校のほとんどに普及した。福祉情報工学が専門の伊藤助教はソフトの改善点を探るため利用者の自宅に行くことも多い。利用者の意見を反映したソフトの修正を担当する大学院修士2年の奥井大貴(おくい・だいき)さん(25)は「自分のプログラミングや問題解決のスキルを上げる機会にもなっている」と語る。
伊藤助教らはクラウドファンディングを活用してアイモットのさらなる普及を支援。7月には9道府県の団体と合同でソフトを使ったオンラインゲーム大会も計画している。
個人判断となった新型コロナウイルス感染予防のマスクについて、島根県の丸山達也知事が14日、多くの県民が引き続き着けているとの認識を示し「皆さんに共助としての判断をしてもらっている。感謝したい」と喜んだ。
丸山知事はマスクについて、他人にウイルスを広げない「共助」としての役割があると主張してきた。この日の記者会見でも「外していたら、もっとおびただしい数の感染者や死者が出ていたと考えるべきだ」と強調した。
また、電車内で着用を求めるアナウンスが打ち切られたことについて「(混雑する)山手線などではお年寄りは使うなと言っているようなものだ。お客さんをお客さんと思っているかどうかも疑問な会社が、生活インフラの主軸にある地域は大変だ」と述べた。 (佐々木一全)
全身の震えや、手足がうまく動かせなくなるなどの症状が出るパーキンソン病について、原因物質が脳内にたまる仕組みの一端を解明したと、大阪大の望月秀樹教授(神経内科学)らの研究チームが31日、発表した。発症を未然に防ぐ治療法につながる可能性がある。
国内のパーキンソン病患者は10万人当たり120~130人で、高齢者ほど多い傾向がある。神経変性疾患では、アルツハイマー病に次いで2番目に多い病気だ。
患者の脳内では、元々存在するたんぱく質「αシヌクレイン」が異常な構造に変化し、それが複数集まった凝集体が神経細胞を傷めると言われている。患者の1割では、この凝集体が遺伝的に蓄積しやすいことが知られているが、残りの9割ではなぜ異常な構造になるのか不明だった。
そこで研究チームは「脂質がαシヌクレインの凝集のカギを握る」という過去の研究成果に着目。細胞内に存在する主な脂質約30種について調べたところ、「PIP3」という脂質がαシヌクレインと強く結び付くことが判明した。
次に、PIP3をαシヌクレインと混ぜたところ、患者の脳内にある異常なたんぱく質の凝集体と、形や性質が似た構造のものができた。
実際に死亡した患者の脳内を調べると、脳内でPIP3が過剰に発生していることが分かり、その場所に異常なαシヌクレインがあることも確かめた。患者の脳内では、PIP3を分解する酵素が何らかの原因で減るため、PIP3が過剰になっていると考えられる。
パーキンソン病の治療を巡っては、神経細胞が傷んで情報伝達が滞るため、情報伝達を担う物質「ドーパミン」を補充する対症療法が主だ。【渡辺諒】
新型コロナ:脳内免疫細胞に感染か コロナ後遺症、原因の可能性 慶応大研究チーム
新型コロナウイルス感染症や後遺症で表れる中枢神経症状について、慶応大の岡野栄之(ひでゆき)教授(神経科学)らの研究チームは、脳内で不要な物質を取り除く作用がある免疫細胞(ミクログリア)がウイルスに感染し、それに伴って中枢神経が傷んで発症している可能性を、人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使って確認したと発表した。
新型コロナや後遺症では、けいれんや意識障害、頭のもやもや感(ブレーンフォグ)など、中枢神経の障害に伴う症状が出ることが知られている。今回の研究が、こうした症状の新しい治療法につながる可能性がある。
新型コロナウイルスは脳内にも入り込む。しかし、神経細胞自体には感染しづらく、脳内での感染のメカニズムは不明だった。一方、感染者の脳内では炎症性の物質が多く存在することは知られていた。
そこで研究チームは、ヒトのiPS細胞から、脳内の神経細胞とミクログリアなどを作製。新型コロナに似せたウイルスを使って、これらの細胞に感染させる実験をした。疑似ウイルスは、新型コロナが最初に流行した時の株のほか、オミクロン株などの各変異株に合わせたタイプを用意した。
その結果、どの疑似ウイルスもミクログリアのみに効率よく感染することが分かった。ウイルスに感染したミクログリアが、異常な活性を起こしたり死滅したりすることで、炎症性の物質が増えて神経細胞に障害を引き起こすと考えられるという。【渡辺諒】
「世界のサカモト」と評された音楽家の坂本龍一(さかもと・りゅういち)さんが3月28日、都内の病院で死去した。71歳。東京都出身。葬儀は家族葬で執り行った。1980年代に3人組バンド「イエロー・マジック・オーケストラ」(YMO)で世界的ヒット曲を生み出し、88年には米映画「ラストエンペラー」で米アカデミー賞作曲賞を日本人として初めて受賞した。晩年はがんとの闘いが続いたが、最後まで音楽作りに情熱を注いだ。
YMOで共に活躍したドラマーの高橋幸宏さん(享年70)が1月に死去してから3カ月。坂本さんが静かに旅立った。
葬儀は家族葬で営まれ、娘で歌手の坂本美雨(42)ら子供たちも見送った。お別れの会は本人の遺志により行わない。死因は明らかにされていないが、20年6月に直腸がんと診断された。両肺などにも転移し、ステージ4と公表していた。
特にここ半年は凄絶な闘病だった。亡くなる1、2日前には家族や医師に「つらい。もう、逝かせてくれ」と頼み込むほど。関係者は「弱音を吐かなかった彼がそんなことを言うとは…。よほど苦しかったのだろう」と思いやった。
14年に中咽頭がんと診断され、治療の末に寛解。だが、直腸がんと診断された20年6月には、治療しなければ「余命半年」と告げられた。手術では、最初にがんが発生した原発巣と肝臓2カ所、転移したリンパの腫瘍、さらに大腸を30センチも切除。両肺に転移したがんを摘出するなど、1年で6回の手術を受けた。その後は通院して投薬治療を続けてきた。
そんな状況下で全身全霊で取り組んだのが、昨年12月11日に全世界配信したピアノコンサートだった。同9月中旬に事前収録し、数日かけてコンサートに仕立てた。「最後になるかもしれない」と死を意識しながら、繊細な音色を奏でた。痩せた印象だったが、力強いまなざしで鍵盤と向き合った。「アレンジも選曲も時間をかけて慎重にやった」という13曲、約60分の演奏。「大きな達成感を得ていた」(関係者)というこの映像が、世界に届けた人生最後の演奏となった。
3歳でピアノを始め、東京芸大大学院を経て、78年に高橋さん、細野晴臣(75)とYMOを結成。79年にシンセサイザーを使った斬新な音楽が海外で受け、世界ツアーを2度成功させた。
個人でも「世界のサカモト」と呼ばれ、抜群の知名度を誇った。俳優としても活躍し、83年公開の映画「戦場のメリークリスマス」では、英ロック歌手のデビッド・ボウイさん(16年死去、享年69)と共演。男性同士のキスシーンも熱演し、話題となった。また、劇中音楽を手がけ、出演もした87年公開の米映画「ラストエンペラー」では、88年の米アカデミー賞作曲賞を日本人として初受賞した。
理知的でニックネームは「教授」。興味こそ原動力で、既成の価値観にとらわれず、やりたいと思ったことに全力で取り組んだ。
所属事務所は2日に発表した訃報を伝える文書に、坂本さんが好んだラテン語の一節を添えた。
「Ars longa, vita brevis」(芸術は長く、人生は短し)
「人の命は短いが、優れた芸術作品は死後も後世に残る」ということわざだ。
坂本さんの公式サイトでは英語でも訃報を伝え、英BBCや米CNNなどの海外メディアが速報。世界中から追悼コメントが相次いだ。「世界のサカモト」ならではのエピローグとなった。
≪「ラストエンペラー」でアカデミー作曲賞≫
坂本 龍一(さかもと・りゅういち)1952年(昭27)1月17日生まれ、東京都出身。3歳でピアノを始め、小2でバッハの音楽に傾倒する。78年11月にYMOとしてデビューし、83年に“散開”。88年、映画「ラストエンペラー」のサウンドトラックでアカデミー賞作曲賞だけでなく、ゴールデングローブ賞作曲賞、翌89年にグラミー賞最優秀オリジナル映画音楽賞も受賞。父は「伝説の編集者」と呼ばれた坂本一亀(かずき)さん。
ピンクオキザリス
山桜 薄茶入りの葉が出ている
菜の花
すみれ 紫と白。土のない所で、咲いています、ほんとに、びっくりです。
この木の花の名前は分かりません
ボケの花、満開
この花の名前は分かりません
もうツツジが咲いています。
愛知県稲沢市の交差点でデイサービス(通所介護)施設利用者らが乗った送迎用ワゴン車と乗用車が衝突した事故で、県警は30日、施設職員の上田敬三(うえだ・けいぞう)さん(80)=愛西市=が死亡したと明らかにした。他に20~90代の男女9人が負傷したが、いずれも軽傷とみられる。
県警によると、現場は田畑に囲まれ、信号機や取り締まり対象となる停止線がない見通しの良い交差点。異なる方向から進入した2台が衝突したとみられ、県警は接近しているのに互いが見つけにくくなる「コリジョンコース現象」の可能性も視野に詳しい状況を調べている。
送迎車には男性運転手(73)と上田さん、利用者5人の計7人が乗車。もう一方の車には自営業男性(61)と妻が乗っていた。通行人の20代男性もけがをした。上田さんの死因は頸椎(けいつい)損傷による窒息死。
コリジョンコース現象は見通しの良い場所で発生しやすく、接近する車が止まっていると錯覚したり、気付かなかったりする。
事故は30日午前9時ごろに発生。衝突のはずみで送迎車が横転した。