宿のご主人から教えられた道は、男助山の西側を抜けるコースでした。
「お山」の後姿を、こっそり覗いているような、不思議な感じです。
鶯宿ダムを過ぎて道が狭くなりましたが、見通しは悪くないし、勾配も楽です。
温泉を出て20分ほど走ったあたりで、峠のピークが近いような感じがします。
この先には、トンネルでも・・と思った瞬間、「貝沢トンネル」の坑口が現れた。
長さ100mほどの小さなトンネルです。意外に、古くない。
貝沢トンネルを過ぎてまもなく、おいしいジェラートの店辺りで、県道に出た。
鶯宿温泉元湯「かどや」と、もう一つの「峠越え」。今回は、いい発見が出来た。
湯田温泉を過ぎ、 秋田県に入り、道の駅「さんない」で休憩をとりました。
西日を浴びた山々の紅葉が、とても鮮やか。心が和みます。
国道13号を走行中、背後から夕陽を受ける「鳥海山」と遭遇。
まるで、大きなスクリーンに映し出しされた、巨大なシルエット。
初めて見る神秘的な姿に魅了され、オートバイを停め、しばらく見入っていました。