単気筒ライダー(だった男)のひとりごと

愛犬チビ と CB400SSライダーだった前期高齢者の日々

秋の栗駒(3/3)栗駒焼石ほっとライン

2017-10-28 | 盛岡・岩手・ラグビー仲間

 

ボクの奥サンも使っている栄養剤の類だろうと思ったけど、一応、訊いてみた。

「太陽光発電を利用したフットライト」なんだとか。

リモコンで入切するLED室内灯に感心するボクに、「お前、置いていかれるぞ。」

 


 

昨日のイワシのなめろう、今朝のヤスのお米、とっても美味しかったです。

面倒くせえ後輩を持ってしまったと諦めてもらって、また、よろしくお願いします。

 


 

鳴子経由で川渡温泉に寄るか、北上して湯田経由、いや、盛岡・網張経由で帰るか。

昨晩、話題になった「祭畤から胆沢ダムに抜ける新しい道」・・、行ってみよう。

ガソリンを入れた後、国道342号を祭畤まで逆戻り。

 


 

景勝地「厳美渓」はもう少し下流ですが、ここの岩肌にもその雰囲気を感じます。

 


 

新しい道には「栗駒焼石ほっとライン」という愛称がついていました。

「ほっと」は温泉でも意味してるんですかねえ。

 


 

「紅葉が、とっても、いいってよ。」 というキクちゃんの情報は、正解だった。

初めてお目にかかる「祭畤山」。一般人はマツルベと簡単に読めるんでしょうか。

 


 

ほんの一部を切り取った下手な写真では、目の当たりにした時の感動を再現出来ない。

鮮やかな色彩の圧倒的な広がりに、ただただ、息をのむばかりでした。

 


 

前方に見えるシンボリックな山は焼石岳でしょうか。違ってたら、ゴメンナサイ。

道の佇まい・・、いいじゃないですか。美しいですね。

 


 

ゆるやかなアップ・ダウン。流れるような曲線。

道の遠近感も周囲の景観と相まって、旅情的でいいじゃないですか。

久しぶりに、道が美しいと感じました。

 


 

胆沢ダムの上流部に入ってきました。

正面の三角おむすびのような岩山は「猿岩山」。見た感じはゴリラですけど。

後で知った。山の上には、由緒ある於呂閉志神社があるんだとか。見逃した!

 


 

 

「仙北街道 下嵐江藩境御番所跡」 、下嵐江(おろせ)はこの辺りの地名のようです。

仙北街道は、国道397号と重なる、秋田県東成瀬村と岩手県水沢市を結ぶ藩境越えの道。

 


 

 

胆沢ダムは、既存の石渕ダムを完全に沈めてしまうほどの巨大なダム。

昔、お勉強したよ。北上川五大ダム、胆沢の遊水地・・等々 。真面目さが足んなかったけど。

 


 

国道342号・祭畤から15キロほど走り、国道397号に出ました。

景観の素晴らしさに目を奪われ、小一時間ほどかかりました。

 


 

この先、県境を越え、秋田県東成瀬村、増田町を経て、十文字町へ。 

いくつかの道路標識に「焼石連峰ビーチライン」の表記が見られます。愛称でしょうか。

 


 

なんで、ビーチ? ビーチ=砂浜 じゃなくて、ブナのことなんだそうです。

ならば、焼石連峰「橅」線でいいじゃない。漢字のほうがイメージ通り。

 


 

このあたりで「大岩渓谷」と書かれた案内板を見ました。

奥羽山脈のど真ん中にいるっていう感じ、ひしひしと伝わってきます。

 


  

ボクの国道397号のイメージが、この一枚に集約されている。

今にも、石が落ちてきそうな急峻な山々を走る、視距のとれない未改良な三桁国道。

少し危険だけど、この粗野な感じが、また、魅力なのかも・・。

 


 

胆沢川の上流部、ほぼ源流です。山塊の向こうは、湯田温泉郷になるのかなあ。

左の頂が「南本内岳」、右が「焼石岳」かな・・。(Googleマップと見比べてます。)

 


 

国道397号はこれまでも何度か走ったことがありますが、どこか敬遠しがちでした。

山峡が生々しく間近に迫ってくる、畏怖の念にも似た圧迫感とでもいうんでしょうか。

でも、今回はその魅力を十分に堪能することが出来ました。

須川栗駒~祭畤焼石ほっと「橅」ラインは、魅力度で八幡平アスピーテラインを越えた。



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