今朝は文字通り、雲ひとつない快晴です。
三日空けての赤川堤ですが、このとおり、鳥海山の優美な姿はため息ものです。
青いキャンバスに鮮明に描かれた鳥海山の稜線をずーーと目で追うと・・・、あれっ?
神室山だと思っていた[A]が、鳥海山の稜線より後方に位置しているのに気付いた。
神室山が鳥海山より北にあるはずがないと、脳裏に地形図を広げる。
東の方向に目を移すと[A]と似た山容の[B]が目に留る・・・こっちかあ。
あの辺りをツーリングした時の体験で判断をすると、こんなイメージになる。
神室山は鳥海山の東にある[B]で、神室山だと思っていた[A]は八塩山かもね。
山は全くの門外漢。標高713mの八塩山がここから見えるというのも疑わしいけど。
秋田県由利本荘市のHPに「八塩山登山案内図」を見つけた。
右上には鳥海山もあるし・・・これならボクんところからも見えるよね、知らんけど。
鳥海山が朝の光りを受けて輝いている時、東南の月山はまだ陽光を背にしている。
陽が高くなるにつれ輝きを増す月山も絶景ですが、心象風景としての月山はこの姿かな。
鳥海山が太陽なら月山は文字通り「月の山」・・・ボクの印象ですけど。
遠くの稜線に思いを馳せながらの戻り道、一休みしているあのおばあさんを見つけた。
しばらくお見かけすることがなかったけど、この頃はまた赤川堤を散歩しておられるようだ。
三年前の冬も、びっくりするぐらいの気丈夫さで雪道を散歩していたんだ。
綺麗な鳥海山を眺めながら一息ついている後ろ姿を見ていたら、声をかけてみたくなった。
おいくつになられましたあ?・・・は野暮だね、いくつだろうとそんなの意味ねーーし。
ボクも頑張りますと心に思い、すーーっと走り過ぎました。
早すぎる春に少々戸惑いもありますが、暖冬は助かります。
バイク・シーズンも早まる予感もします。