てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

紅葉の信州路(中)

2006-10-02 10:23:47 | レジャー
[善光寺参り、白根山、軽井沢] 

 

 善光寺に着く頃には、霧雨ながらも時折雲間から青空がチラッとのぞかせる。これも善光寺参りのご利益か。「牛に引かれて善光寺参り」で有名な信州随一の名刹は、宗派を定めないので昔から多くの人々に信仰されてきたお寺である。
 9年ぶり2度目のお参りだったが、「お戒壇(かいだん)巡り」を初めて体験した。これは本堂ご本尊下の真っ暗闇の通路を手探りで歩き、極楽浄土への錠前に触れるというもの。いわば臨死体験である。
 また運良く「お数珠頂戴」にも出くわした。これはお貫主、お上人様がお朝事の行き帰りに数珠を参拝者の頭に触れていき、功徳を授けるという儀式。参拝者は列をなしてこれを待つ。


志賀高原での車窓より↓↑


 白根山は那須火山帯に属する標高2,160mの活火山。山頂には神秘的なエメラルドグリーンの水をたたえる湯釜、水釜、涸釜の3つの火口湖がある。濃霧に閉ざされ眺望がきかないため途中で引き返した。登り道脇は秋の花に彩られ、オヤマリンドウ、コメススキ、ゴマナなどの高山植物が目を楽しませてくれる。露を溜めた鮮やかなリンドウが印象的。





 小雨けぶる中、軽井沢を代表する賑やかゾーン旧軽銀座を散策した。洒落たブティックやギフトショップ、レストラン、カフェが建ち並ぶ。もともと軽井沢の別荘族のための御用達商店街だった旧軽銀座は、今でも華やかなショップに混じって昔ながらの店も軒を連ねている。
 その中の一軒「シルバラード」で土産用にバッグを数点求めた。もし天気に恵まれ、時間があればレンタサイクルで辺りを散策するのも一興かと思われる。



 今日の宿「車山高原・スカイパークホテル」は室内プールも備えた、高原にしては豪華なホテル。食事もバイキング形式ながらバラエティーに富み、お膳料理に劣っていない。松茸の土瓶蒸まで付く。締めくくりに相応しいホテルだ。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする