てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

情報の公開と保護

2006-10-09 09:50:26 | 暮らしと生活
 昨日は学区の運動会があり、絶好の秋晴れのもと、賑やかに和気藹々のなかにも熱戦が繰り広げられた。雑事に追われる中、町内会ホームページ取材を兼ねて出掛けた。
 丁度、子供達による長縄跳びが始まり、中井町内からの1チームが勝った。その後もその気になればいくらでもシャタ-チャンスがあったのだが、昨年のことが一瞬頭を過ぎり断念して、中途で帰ってきた。

 昨年は町内の子供会会長が異常なほど過敏な方で、子供達の顔を載せるたびにクレームがついた。ソフトボール大会で何度も善戦した際にも、奮戦ぶりを紹介して横やりが入る始末で、仕舞いには体協の役員さんまで怒らせた。
 秋祭りの取材では、「子供だんじり」の様子を配慮して載せた積もりだが、やはりクレームが来た。一旦はアップした秋祭りのページを全面削除し、準備段階だけに留めた経緯がある。

 一転して今年の子供会会長は大変理解のある方で、子供会運営についてはこれまでのカラを破るべく、町内会へ支援要請があったほど。夏祭り、秋祭りともに子供中心の、子供が喜ぶものを…の願いが伝わってくる。町内会ホームページへの掲載も積極的で、ぜひにとの要請もあった。
 しかし、昨年あれだけ物議を醸したことだし、一部には反対の声が潜在していることも蔑ろにはできない。そこで取材者としては、どうしてもブレーキがかかり、今回のようなことになって仕舞う。(結局はアップせず)

 子供をターゲットにした凶悪犯罪が後を絶たない上に、個人情報保護法の兼ね合いなどあり、情報の“公開と保護”の狭間にあって、難しい世の中になったものだとつくづく憂う。

   (写真掲載したとしてもこの範囲までで、味気ないもの)
   

   
コメント (6)
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