着付教室の再開

　「何かしよーらんと（してないと）ボケるで！」という小生の一言に促され、かみさんが公民館の着付教室通いを再開した。前回は１２年前に始め６年間続いていたのだが、私の転勤に伴い在宅の日と重なったこともあり辞めた。

　月２回の講習で６年間習い、基本的なことは教わったものの、普段着物を着る機会は滅多になく、帯が上手に結べなくなってしまう。それで再開を思い立ったもの。
　小生が教え下手なものだから、パソコン教室に通っていたこともあるが、こちらの方も辞めた途端にほとんど振り出し状態に戻った経緯がある。いくら学習しても、知識は常に活用しなければサビついてしまう。

　かくいう自分とて同じこと。リタイアしてから職業訓練校・WEBエンジニア科(３カ月コース)へ進み、余技として難解な「Microsoft Access」まで取り組み、「Microsoft Excel」はＣＳ技能評価試験にも合格した。ところがその後も日常使うExcelでさへ、たまに使う機能は忘れておりヘルプやマニュアルに助けられる有様。

　時期を同じうして着付教室のアシスタントを再開したＴ橋先生、今日は小学２年生の長男を同伴し、子息は料理教室のクッキー作りに挑戦するそうだ。年月の経過を実感したという。
　それもそのはずかみさんが一等最初通い始めてから後に生まれた一番上の孫娘は、もう中学１年生である。