
演奏の様子(VTRからのキャプチャー)

会議後VTRをBGMに昼食
文化祭でのギター演奏を撮ったVTRを資料にしてギタークラブの反省会があった。中谷匡志先生からの、「大怪我もなくまずまずの仕上がりだった」との総評に一堂胸を撫で下ろした。
持ち時間9分は短いのではとの声に対して、賛否両論意見が分かれた。聞かされる側に立てば案外2曲が限度かも知れないが、せめてもう1曲(持ち時間でプラス3分)弾けるくらいの余裕が欲しいというのが結論。
「今回(最長老の)Y本さんは、指揮棒をよく見ておられた。その分手が動いてなかったが…」には大爆笑。
新参者でもあり発言を控えていた所、会議の最後になって「初参加のomotannさんのご感想は?」と振られ、「上り性で本番に弱いのを懸念していたが、強烈なスッポトライトで逆光となり客席が全く見えずお陰で上がらずに済んだ。加えて隣のF本さんの『間違えた!』の一声に肩の力が抜けて結果的に良かった」。
これが一堂大いに受け、我も我もの大騒ぎ。先生までが「場数を踏んでいてもかぶりつきの人と目が合うと左指が震え、思わず仕切り直しすることもある」と面白く話される。これに続いてM下代表世話人までが悪乗りし「自分の場合は緊張すると右手が震え、どうにも弦に当たらない。これが旨く当たれば、それこそトレモロ」と返す。緊張すれば誰しも同じ状態のようで、少し安心した。
日頃のレッスンで、中谷貞夫先生が口を酸っぱくして「流さないで、一音一音をキチンと出すことが大切。この基本が出来ていないといざ人前で弾く時上がってしまう」と仰る意味がよく分かる気がする。ていねいに一音一音を紡ぎ出して、ギター自身が語るが如く弾けるようにと念じている。