てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

ネット社会の落し穴

2008-11-08 17:30:43 | パソコンとインターネット
児童の情報 ネット地図に流失
インターネットの地図の検索サービス「Googleマップ」に、岡山市の小学校の児童39人分の名前と住所が誤って公開されていたことがわかり、学校側は情報を削除したうえで、保護者に謝罪しました。
岡山市教育委員会などによりますと、ことし4月、岡山市の高島小学校の40代の女性教諭が自分が受け持つ5年生のクラスの家庭訪問をするため、インターネットの地図の検索サービス「Googleマップ」に39人分の児童の名前と住所を書き込んだということです。「Googleマップ」では、書き込んだ情報を「非公開」に設定することで一般から見られない状態にできますが、この女性教諭は誤ってその設定をしなかったということです。これらの情報は今月5日に学校側が削除するまで、およそ7か月間にわたって自由に閲覧できる状態だったということです。これまで情報が悪用されたという連絡は入っていないということですが、学校側は保護者に謝罪しました。岡山市教育委員会の指導課は「個人情報の管理を徹底させ再発防止に努めたい」と話しています。-NHKニュース 11月8日19時21分-』

 先日も小欄「2008/11/6 電子申請の落し穴」で触れたばかりだが、ネット社会は便利である反面、使い方を一つ間違えると怖い落し穴が潜んでいることを如実に物語るニュースである。

 全国ニュースで学校の実名と校舎までが報道された。不名誉ながらわが母校であり、クラスこそ違え孫娘の通う学年でもある。今まで他人事のように思っていたことが、わが身辺で実際に起きてしまった。由々しき事件であり、ネット社会の危険な落し穴である。実害が及ばなかったのがせめてもの救いであるが、今回の事件を真摯に受け止め、同様の過ちを繰り返さぬための警鐘としてもらいたい。
コメント (2)
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