大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

元慰安婦の訴え、ドキュメンタリー映画に~

2015年10月07日 11時32分29秒 | 日記
「日中戦争中に旧日本軍から性暴力を受けたと訴える女性たち」のドキュメンタリー映画が完成しました。10月12日西南学院大学内コミュニティーセンターで上映されるそうです。監督は在日の中国人・班忠義さん。「1995年から中国に通うなど」「20年かけ、中国の9省80人を訪問し」「撮影した約4百時間を2時間40分にまとめ」られたそうです。「ほとんどの女性がこの世を去る中、再び戦争をしないために歴史の事実を伝えていくことが彼女たちから託された使命だと思い定め」取り組まれたとのことです。記録映画の題名は「太陽がほしい『慰安婦』と呼ばれた中国女性たちの人生の記録」で、上映会は戦後70年企画実行委員会と西南学院大学学内GP「言葉の力」養成講座の共催です。
(下:2015年10月3日朝日新聞・編集委員/大久保真紀「元慰安婦の訴え記録、映画に 20年かけ、9省80人を訪問
在日の中国人監督 『事実を知って』福岡で12日に上映会」より)
班忠義というお名前に記憶がありました。調べると、やはり!1987年来日、上智大学・大学院卒業後、中国残留孤児問題にも取り組まれ、「曽おばさんの海」でノンフィクション朝日ジャーナル大賞を受賞された方でした。「曾おばさんの海」は近所のkさんに貸していただき読みました。kさんは大連の女学校卒の方で中国残留婦人への深い同情心をもってありました。それから中国帰国者や残留婦人との出会い、交流も生まれ、再び戦争してはならないという思いも強くなりました。