「朝倉市杷木寒水(そうず)に自生するマダケ(真竹)の突然変異種で、国の天然記念物<久喜宮(くきみや)のキンメイチク(金明竹)>の群生地が、九州豪雨の土石流や流木によって深刻なダメージを受けていることが分かった。被害は群生地の8割に及び、朝倉市教育委員会が対応を協議している」そうです。流木、土砂の片づけや不明者の捜索、寸断された道路再建、被災住民の仮設設営、健康問題等々復興再建に向けての課題山積みの中、見過ごされそうな<天然記念物>の被害です。「<ご神木>としてキンメイチクを管理する文字社(神社)の梶原明彦宮司は『地下茎が生きていれば再生は可能。地域の宝を何とか守りたい』と話」されています。
(下:2017年7月31日西日本新聞・古川努「黄金色の竹 ピンチ 土石流直撃、群生地の8割被害」より)
(下:2017年7月31日西日本新聞・古川努「黄金色の竹 ピンチ 土石流直撃、群生地の8割被害」より)