自己嫌悪

　旅や山歩きに出かける時以外は僕と妻とは日中の接点をほとんど持たない生活を送っているのだが、今日の午前中は妻が珍しく僕の散歩に付き合った。　６kmほどの散歩コースの中間あたりで妻が「お手洗いに行きたくなっちゃった。　あそこのスーパーにちょっと寄らせて！」なんて事言い出して店に入って行く。　僕はスーパーの店先の駐車場の鉄柵に腰掛けながら「しょーがねー奴だな、歳取っちゃって」と思いながら待っていた。　そして、午後に新宿に用事があって二人で出掛ける時の事、家から歩いて国立駅に向かう途中、光町の鉄道総研近くまで来た時に、僕が大きい方を催してきた。　午前中の妻の行動とバランス取ろうとした訳ではないけれど、今度は僕が「お手洗いに行きたいから”光プラザ”にちょっと寄らせて」と言い出す始末、　そして、個室の中でしゃがみ込みながら「あー、嫌だ嫌だ」と自己嫌悪。

　そんなこんなで午後３時を大分まわって、おかあちゃんの家に行って「４月に車で山を眺める旅の計画」を詰め。　引き続いて、午後６時からは妻が仲間と「今年６月に出掛けるアイスランド旅行の準備会」に顔を出して、夜遅く帰宅。